愛犬の血で患者の命を救った名獣医
素晴らしい獣医の機転
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飼い主のロビンソン(Robinson)さん夫婦との散歩中にネリー(Nellie)に襲った悲劇・・・車に轢かれたことで重傷を負った彼女を診たのはバインツリー動物病院(Vine Tree Vets)のアミー・ホワード(Amy Howard)医師でした。瀕死のネリーには,輸血が必要でした。もしホワード医師が血液バンクからの血液の到着を待っていたら,ネリーはこの世にいなかったかもしれません。この時ホワード医師は,驚くべき行動をとったのです。彼女は自宅に帰り,自身の飼い犬ディラン(Dylan)を連れてきて,重傷のネリーへの献血を試みたのです。出典:https://barkpost.com/good/dog-donated-blood/
一刻の猶予も許されない状態・・・なんとしても大切な命を救いたいけど肝心の血液が手元にない・・・
人間の場合,そのような緊急事態に直面した時,身近にいる同じ血液型の人から輸血をしたりすることもありますよね。
犬だってネリーのように突然事故に遭い,輸血が必要な場合があります。そんな時,犬も人間と同じように血液バンクがあるようです。
犬の血液型の分類8~13種類と言われ,人間より複雑なようです。
それにしても,ディランの血液をネリーに輸血しても問題なかったとは・・・これも奇跡の1つですよね。
手術が再開されるも・・・
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「この時,私たちは出血を止めることができず,このまま血液がなくなっていけば,ネリーは死んでいたかもしれません。しかし彼女は本当に頑張りましたよ。こんなに頑張った犬は初めて見ました。」とホワード医師。出典:https://barkpost.com/good/dog-donated-blood/
ネリーは多くの犬を見てきたホワード医師が認めるくらい頑張り屋の犬だったようですね。
そんなネリーの頑張る姿が,ホワード医師を行動に突き動かしたのかもしれません。
ネリーの容体が安定したのを確認し,医師たちは手術を開始しました。そこで判明したのは,この事故によってネリーの肝臓がひどく損傷していたことでした。医師たちは肝臓の一部を摘出しなければならず,ネリーはさらに輸血が必要となりましたが,この時は血液バンクからの輸血を受け,手術が続けられました。しかし残念ながら医師たちはネリーの息が一晩もつとは思えなかったそうです。出典:https://barkpost.com/good/dog-donated-blood/
最善を尽くしてはみたもののネリーの状態は到底楽観視できるようなものではなかったようです。
それでも仲間を救うために頑張ってくれたディランのためにもなんとしても助かって欲しい命・・・
やるべきことはすべてやり後はネリーの頑張り次第のようです・・・
生死をさまよいながらネリーは自分の弱り切った体の中に仲間の熱い思いが流れるのを感じ取ったのでしょうか・・・
彼女の身に奇跡が起こったようです。
命の恩人が大親友に
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しかしネリーはこの危機を乗り切ったのです。その後体力を回復させ,命の恩人ディランと大親友になりました。ディランとホワード医師によって命を救われたネリーは命の恩人と走ったり遊んだりするのが大好きのようです。この関係が永遠に続きますように!出典:https://barkpost.com/good/dog-donated-blood/
生死をさまよっていた犬がこんなに元気になったようです。
そして彼女の少し後ろで駆けているのが,命の恩人でもあるディランのようですね。
ネリーの体の中には命の恩人でもあり大親友でもあるディランの血が流れています。
最悪な事態から元来の意志の強さで失いかけた自分の人生を取り戻したネリー。
再び歩み出した人生にはディランというかけがえのない仲間も一緒のようですね。
自分の血で仲間の命を助けた犬