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全米初の試み開始!経験16年のベテラン保護活動家が思いついた画期的なカフェとは?


ベテラン保護活動家がひらめいた!

そうだ、カフェを開こう!

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サラ・ウルフギャングさんは16年間の保健所ボランティアと、海外の犬肉工場からの犬のレスキューの経験の後、ロサンゼルスに全米初のドッグカフェThe Dog Cafeをオープンしました。客はコーヒーや紅茶を楽しむ傍ら、譲渡対象の犬達と触れ合うことができるのです。
出典:https://www.thedodo.com/first-dog-cafe-opens-1687465127.html

日本のドッグカフェでは犬が飼い主さんと共に店内に入れることは当たり前のことですが、このようなシステムがそれまでアメリカに存在していなかったことを意外と思われる方もいらっしゃるでしょう。
アメリカには犬と一緒に食事ができるお店は昔からたくさんありますが、実際に食事ができるのはパティオなどの外席でのみ。
つまり日本のドッグカフェの形態とは程遠かったのです。

ただのドッグカフェじゃない

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飼主からのネグレクトや虐待を受けていた保護犬にとって、社交性を育むことは大きな違いを生み出します。そこでオープン予定日より数か月前に試験的に営業してみたところ、保護犬達がさっそくご縁のチャンスに恵まれ始めたとサラさんは話しています。
出典:https://www.thedodo.com/first-dog-cafe-opens-1687465127.html

心に大きな傷を負った犬達の心を開くには、なによりも不安や恐怖を取り除いてあげることが大切です。
犬舎のような狭く寂しい空間ではなく、ドッグカフェのようなたくさんの犬好きが集まる環境に身を置くことは、傷ついた心のリハビリにはもってこいなのかもしれませんね。

それでは実際にあった例を見てみましょう!

環境って大事!

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チワワ&シェパードMIXのロイスはカフェ成功例の第一号でした。彼は一度譲渡されたものの1年足らず返還された経歴を持ち、人に対する恐怖心が新たな譲渡を困難にしていたのです。
「人を見ると犬舎の隅っこに逃げて行く彼に誰も興味を示さなかったの。でもカフェに連れて来たら数週間で心を開いて、人に駆け寄って膝に乗るようになったのよ」とサラさん。
出典:https://www.thedodo.com/first-dog-cafe-opens-1687465127.html

やはりロイスにとっては犬舎という場所は苦痛だったのでしょうか。
それまで人を恐れてばかりだった一匹の犬が、環境を変えることによってこんなにも変われるとは驚きですね。
しかも試験営業中に、早くも3匹のワンコが新しい家族に巡り会えたらしいのです。
カフェという形態を取ったこのアイディアには明るい未来が見えるような気がします。

こんな場所がもっと増えることを願って

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カフェで出会った犬をその日のうちに連れて帰ることはできません。
「うちの譲渡条件は厳しいの。だってどの子も確実に幸せになって欲しいもの」とサラさん。
カフェでは常時10~14匹の保護犬が出会いを待っています。
出典:https://www.thedodo.com/first-dog-cafe-opens-1687465127.html

オープンから2年後の今、カフェがどんな状況になっているのか気になりウェブサイトを訪問してみました。
するとThe Dog Cafeの運営は数々の成功を収め、今でも健在であることがわかりました。

その場で触れ合える譲渡センターなら全米にはたくさんありますが、カフェと譲渡センターの機能を兼ね備えた施設はThe Dog Cafeを除いてまだまだ皆無に等しいようです。

犬が飼いたくても飼えない人も気軽に立ち寄れる。
そしてそうすることによって保護犬達は社交性を学ぶことができる。
こんな一石二鳥のカフェ兼譲渡センターがもっともっとアメリカ中に増えるといいですね。

The Dog CafeのFacebookはこちら
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