犬はマーキングをする
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犬と一緒に散歩をしていると、急に立ち止まります。
トイレをするために立ち止まることもあれば、においをかぎ始めてマーキングをすることもあるでしょう。
犬は自分の縄張りを意識する動物です。
マーキングをして自己主張をしているのです。
犬は色々な匂いをかいで、その情報を得ようとします。
ですから鼻がいいのでしょうね。
その嗅いだ匂いによって、その匂いの元は何なのか探っていくわけです。
ですからマーキングすることによって、自己主張をしてここは自分の縄張りであることを匂いをかいだ他の犬に対して伝えていることになるでしょう。
犬は高い位置にマーキングをすることによって、匂いが消されることを防ぎます。
他の犬がマーキングをして匂いを上書きされることもありません。
片足をあげて、高い位置にかけられるような体勢でマーキングをしているのはその為でしょう。
また高い位置にマーキングすることによって、匂いを嗅いだ犬に対して自分を大きく見せることがあるとも言われています。
強いぞと言わんばかりですね。
犬がマーキングをする理由について知りましたが、実は外だけでなくそのマーキングを室内でもしてしまう犬もいるようです。
室内で犬がマーキングをしてしまうと匂いがこもってしまいなかなか取れなくなってしまいます。
マーキングはおしっこの匂いより強烈な匂いがしますので、厄介です。
通常の犬のトイレの匂いとはまた違ってきます。
特に高い位置にかけられてしまうと、人間の鼻の位置に近くなるのでより一層匂いがしてくるでしょう。
人も匂いに気づきやすくなるでしょう。
そのような室内でマーキングをしてしまう犬に役立つのが、マーキングポールです。
これはどのような作りになっているでしょうか。
マーキングポールとは
その名の通りですが、マーキングをするためのポールです。
犬が外で電信柱にマーキングをしようとしている光景を目にするのではないでしょうか。
それと同じように室内にポール、つまり柱を置くことによってそこでマーキングをさせようということです。
このマーキングポールは電信柱ほど高くはありません。
大きくても高さが40センチいかない程の高さです。
そして、ABS樹脂でできた素材のものです。
土台の部分は四角い形をしており、その土台にポールの部分を刺して立たせる組み立てタイプのものが多くあります。
また組み立てるのではなく、固定されているタイプのものもあります。
シンプルな構造で、重さも500グラム未満のものが多いので、設置しやすいというのが特徴です。
移動も簡単ですので、すぐに動かすことができます。
このマーキングポールを置くだけでは、マーキングをしてしまった時の掃除の量は変わらないでしょう。
しかし、持っているペットシーツを取り付けることによって、簡単にマーキングの匂いをとることができます。
ペットシーツをポールの部分に覆うように貼り付けることによって、マーキング後ペットシーツを取り換えるだけで、マーキングの匂いを取り除くことができます。
またマーキングポールの下にペットシーツを敷くことによっても、犬がマーキングをして失敗してしまった時にも簡単に掃除を行うことができます。
下に敷いているペットシーツを取り換えるだけで、マーキングした後の匂いも楽々処理することができるのです。
マーキングをした後に、なるべくペットシーツは触りたくないと思っておられる方も多いです。
この点で、マーキングポールは、汚れたペットシーツ部分を触らずに取り外して捨てて、また取り付けるのも簡単な構造になっています。
ペットシーツの付け替えが大変だったり、すぐ取れてしまう構造だったら、購入をためらってしまうかもしれませんが、その点でも考えられた構造になっているのです。
このようにマーキングポールは室内でマーキングをする犬を飼っている家には掃除に便利なグッズとなっています。