猫ちゃんの好きな可愛がり方ある?
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ペットは本当に私たちを癒してくれる大切な存在ですね。
一日の朝にペットの顔を見て、また一日の終わりにペットとまったりしながら癒されている方も多くおられるのではないでしょうか?
ここ2,3年はネコちゃんが多くの方の関心を集めており、ブームになっています。
おなたも、あの三角の耳、クリッとした目、モフモフとした毛、ツンデレな態度、たまらない…!と感じてるのではないですか?
きっと、今までは知らなかったけど最近ネコちゃんの可愛さを知って飼い始めた方もおられるんでしょうね。
おもちゃを使って遊ばせたり、丸まって寝ているネコちゃんを触ってみたり、膝の上に寝させてみたり、一緒に寝たりと可愛がり方はたくさんあります。
皆さんは何か好きな可愛がり方はありますか?
その中の一つに「猫吸い」なるものがあります。
多くのネコをこよなく愛する方がほぼ毎日やっています!
「猫吸い」を知らない方もおられますか?
大丈夫です、今回はこの「猫吸い」について解説します。
「猫吸い」とは?
「猫吸い」基本定義
ネコの身体の一部に顔をうずめる、または鼻・口を密着させ深く息を吸いネコ自身を嗅ぐ行為。
これは、飼い主が愛猫に対する深い愛情表現の一つで、お腹などネコにとって敏感な部分などに顔を近づけるので、ネコちゃんとの信頼関係が必要であり、飼い主にとっても愛猫との深い信頼関係を実感できる幸福な行為です。
もちろん、猫吸いをする部位はお腹や背中に限定されるわけではなく、基本的にどの部位を吸ことができます。
上級者は、ネコちゃんの顔・おしり回り・肉球を好んで猫吸いしているようです。
「猫吸い」この名前はこちらから来ています
猫吸いを解説する上で欠かせないのがこちらの書籍です。
なぜなら、「猫吸い」この言葉を考案したのが著者である坂本美雨さんで、こちらの本のなかで猫吸いについて説明しているからです。
「猫吸い」の生みの親と言う事です。
作者である坂本美雨は皆さんご存知の通り、坂本龍一と矢野顕子を親に持ちご自身も歌手として音楽家として活躍されています。
こちらの本が出版されるまで、ご本人のパーソナルな部分は全くと言っていいほど私たち世間には分かりませんでした。
実は、ご両親の影響で幼い時からネコと共に育ってきた大の愛猫家。
坂本さんにとって猫吸いは特別なことではなく、幼い時からネコと一緒に暮らし特に意識することなく自然に猫吸いをするようになりました。
猫吸いはネコとひとつになりたいとの願いを体現したもの、私たち人間の体が酸素やお水を必要としているのと同じようにネコは絶対欠かせないもなのです。
こちらの本の中には、ネコの吸い方マニュアルも載せられています。
正に、猫吸いのバイブルです、ぜひ興味がある方は見てみて頂けたらと思います。
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こちらを読まれた方の感想(レビュー)を見てみるとより猫吸いの魅力が分かります。
少しご紹介します。
「ネコをくんくん嗅ぐのはネコを飼っている方には良さが分かりますよ。いい香りがするんです。」
「ネコは臭くないです、お日様の匂いがします、この本を読んだ方はぜひ嗅いでほしいです。」
「前から猫吸いはしていました」
「ネコを吸うと言う行為は、ネコを飼っている方ならほぼ全ての人がやっていたことだと思いますが、著者が猫吸いを理論的に考察し、解説しています。
それにより、猫吸いが単なる行為だけでなく、美しい営みに昇格しました。
ネコを飼っているすべての人がこれからも猫吸いの道を極めていくのでしょう。」
「猫を吸う…良いネーミングだと思います。
私個人としては肉球の香ばしい匂いも好きです。ホッと一息落ち着くような、コーヒーの香りに匹敵する、癒しの香りです。ネコ好きにはたまらない一冊だと思いました。」
こちらの本の他にも坂本さんは、テレビに出演された際にも実際にこの猫吸いを実演されていました。
その際、坂本さんは愛猫”さば美ちゃん”のお腹を吸っていました。
まず、向かい合う形でネコを持ち上げ、両手でネコの足を広げるようにします。
そしてお腹に顔をうずめるようにして深く息を吸っていました。
仰向けになったネコに顔をうずめる方法も紹介していました。
猫吸いの名付け親に敬意を表して、これは猫吸いの「基本形」としましょう。
テレビ出演時には、出演者や一般の方からはやはり衝撃的だったらしくさまざまな意見がよせられました。
皆さんびっくりされていたようです。
しかし、多くの愛猫家からは「前からやっている」「いつもしていますよ」と特に珍しいことではないとの声が多く上がったのです。
レビューをみてもお分かりの通り、実はこの猫吸いは名前こそ最近聞かれるようになりましたが、以前から多くのネコを愛している人々の間では定番なのです。