犬用サポートフード「ランダーランド」とは?
犬用サポートフードとは、手作りドッグフードをつくるためのフードのことです。市販されている総合栄養食ならそのまま犬に与えられますよね?ランダーランドはちょっと違います。
ランダーランドは、総合栄養食ではなく、あくまでも犬の食餌づくりをサポートするためのフードというわけなんです。
ランダーランドをそのまま犬に与えるよりも、何かをトッピングしたり、混ぜ合わせることでバランスのいい食餌が簡単にできあがります。
トッピングしたいものとして、犬にとって主食となる動物性タンパク質です。犬が必要とするカロリーが十分摂取できるようにしましょう。
肉類や魚などをランダーランドに混ぜ合わせてあげるなら理想的な食餌となります。
犬には健康のために手作りの食餌を与えたいと思う飼い主さんにランダーランドはおすすめです。
たとえ忙しくても手軽に一工夫した食餌がつくれるのはありがたいですね。かなり嗜好性があるので愛犬の笑顔も多くなりますよ。
ランダーランドは、水かお湯でふやかしてやわらかい状態にするので、あごの力が衰えてきているシニア犬にも安心して与えられます。
犬用サポートフードのランダーランドは3種類があり、野菜豊富なベジタブルミックス、果物がたっぷりなフルーツミックス、そしてフレークミックスがあります。
野菜メイン、果物がメインなど特徴があるため、その日の気分で、ローテーションしながら使うこともできるのでおすすめです。
原産国はペット先進国のドイツです。国内産では見かけないパッケージもおしゃれでかわいいですよ。海外製品好きの方にはたまりませんね。
しかも外見だけでなく、中身も安全性の高い無添加ですから安心して犬に与えられるサポートフードです。
ランダーランドに含まれる原材料と栄養成分
犬のサポートフードのランダーランドは、具体的にどの点が犬の健康をよく考え抜いているといえるのでしょうか?
原材料を詳しくみてゆくと、栄養バランスのいい食餌であるかどうかがわかります。
ランダーランドには、触れた通りベジタブルミックス、フルーツミックス、フレークミックスの3種類のタイプが用意されています。
これら3種類はその特徴を活かすために材料もそれぞれ異なっているので、製品ごとに分けてみていきましょう。
ベジタブルミックス
ランダーランドベジタブルミックスは、野菜を中心とした食餌を提供します。それで原材料も野菜が中心となっています。
原材料に含まれているパースニップとは白ニンジンとも呼ばれるセリ科の根菜です。抗酸化作用が抜群の野菜でビタミンCとEが同時に摂れる優れものです。
ニンジンやカボチャに含まれるベータカロテンは、摂取するとビタミンAになり老化を防ぐ抗酸化作用があり、免疫力も高めます。
ジャガイモについては後でも触れますが、偏るほど大量に使っていませんからバランスがとれていると判断できます。
動物性タンパク質を多く必要とする犬でも、ある程度野菜のもつ栄養成分を必要としています。ランダーランドベジタブルミックスを混ぜて与えるならうまく補えます。
【 原材料 】ジャガイモ、パースニップ、テンサイ、ニンジン、カボチャ、カブ、ズッキーニ、セロリ
【成分値】
たんぱく質10.30%、脂質1.10%、水分7.82%、食物繊維7.50%、灰分5.60%、カルシウム0.16%、カリウム1.74%、リン0.29%
エネルギー:357.1cal/100g
成分値をみると、タンパク質が10%ほどしかありませんから、子犬の場合は肉類の動物性タンパク質を4に対してランダーランドベジタブルを1の割合で給餌するとよいでしょう。
成犬となるとタンパク質を2に対して、ランダーランドベジタブルミックスを1の割合で、シニア犬には動物性タンパク質1とするならベジタブルミックスも1の割合で混ぜ合わせてください。
これをおおまかな目安とするなら、パピー期、成犬、シニア期それぞれの時期に適切な量の成分にして給餌できます。
フルーツミックス
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ランダーランドのフルーツミックスは、その名の通りフルーツが盛りだくさんの仕様となっています。ブラックベリーやブルーベリー、ラズベリーには抗酸化作用があります。
クランベリーは犬に多い尿路結石の予防に役立ちます。バラエティーに富む果物類には各種ビタミンやカリウム、鉄分が含まれるので犬の健康を促進することを期待できます。
アップル、ブラックベリー、チェリー、プラム、ブラックカラント、レッドカラント、アロニア、シーバックソーン、洋ナシ、イチゴ、スグリ、ラズベリー、アプリコット、ブルーベリー
たんぱく質4.14%、脂質3.10%、水分10.20%、食物繊維9.70%、灰分2.69%、カルシウム0.07%、カリウム1.01%、 リン0.13%
フレークミックス
ランダーランドのフレークミックスの原材料をみると、ベジタブルミックスの内容と同じです。
ふやかすとマッシュポテトのような形状になります。それでも分量がきちんと考えられているので、ジャガイモづくしになることはありません。
動物性タンパク質をきちんと混ぜて栄養バランスを整えて給餌するようにしましょう。香りがいいので犬も喜びます。
ジャガイモ、パースニップ、テンサイ、ニンジン、カブ、ズッキーニ、カボチャ、セロリ
たんぱく質10.30%、脂質1.10%、水分7.82%、食物繊維7.50%、灰分5.60%、カルシウム0.16%、カリウム1.74%、
リン0.29%、エネルギー3571kcal/kg