SNSで見た犬に一目惚れ
この子を家族に迎えたい
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アイリスさんは犬を飼うつもりはありませんでしたが2006年にSNS上でビビに出会いました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/texas-woman-finds-lost-dog-decade-later
「一目惚れだったわ。まるでテディベアみたいですっかり気が変わったわ」とアイリスさん。
こちらが、アイリスさんのハートをあっと言う間に掴んでしまったという、ヨークシャーテリア&マルチーズMIXのビビです。
日本では、このMIXは、マルヨーキーやマルーキーと呼ばれているようですね。
両方の犬種の特徴を兼ね備えた、とてもかわいい容姿は日本でもとても人気があり、アイリスさんが一目惚れするのも無理ないほど愛らしいですね。
家族に幸せをもたらした犬
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一目会ったその日からアイリスさんの娘達はビビを熱烈歓迎しました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/texas-woman-finds-lost-dog-decade-later
「当時ふさぎ込んでいたけどビビのおかげで私も娘達も明るくなれたの」とアイリスさん。
こうしてビビは家族の一員となり、いつも家族のそばを離れませんでした。
一匹の犬の持つ、人の心を癒す力とは計り知れないものですね。
もちろん子犬を育てることは容易いことではありませんが、一生懸命になれる何かがあるということは人生に生きがいをくれたことでしょう。
そして娘さん達にとっても、お母さんが元気で明るくいてくれることは何より素敵なプレゼント。
ビビが家族の一員になったことで、家族みんなが幸せな気分になれるって素敵ですよね。
1年半後の悲劇
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ビビのいない暮らしが考えられなかった家族は絶対に見失わないようにとマイクロチップを装着しましたが1年半後、柵のある裏庭で遊んでいたビビは突然姿を消しました。アイリスさんは近所じゅうにチラシを配り全ての保健所に問い合わせしましたがみつかりませんでした。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/texas-woman-finds-lost-dog-decade-later
ほとんどのアメリカの一軒家には広い裏庭があり、その周囲は防犯上の理由もあって侵入ができないように高い塀や柵で囲まれています。
簡単に表現すると小さなドッグランが裏庭にあるといった状態なのですが、それにも関わらずビビは失踪してしまいました。可能性としてはいずれかの裏庭への出入り口が事故的に開いていたことが考えられます。
この痛恨のミスに、家族はどれだけ心を痛めたことでしょうか。
前を向くことを決意
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日を追うごとにアイリスさんのストレスは増すばかりで最悪のシナリオすら脳をよぎるようになりました。数年経っても心の傷が癒えぬままでしたが、前を向こうと家族は2匹のピットブルを家族に迎え、更に迷子として保護したテリアMIXも加わりました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/texas-woman-finds-lost-dog-decade-later
こちらが、新たに家族に迎えられた3匹の犬達です。
みなさんの中には、酷いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、失踪から何年も経つと、諦めて前を向こうと言う気持ちになるのも無理のないことです。
そして新しい家族を迎えることで家族に明るさを取り戻せるなら、それはそれで一つの選択肢と言えるのではないでしょうか。
突然のメッセージ
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ビビのことが忘れられないアイリスさんはSNSから目を離しませんでした。そんなある日、一通のメッセージが届きました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/texas-woman-finds-lost-dog-decade-later
「病院からマルヨーキーを飼っていなかったか問い合わせが来たの。マイクロチップから私の情報がわかって嘘でしょ?信じられない!って感じだったわ」とアイリスさん。
アメリカでは、ほぼ全ての保護団体やシェルターが、犬を譲渡する時点で避妊・去勢手術とマイクロチップ装着を済ませています。
アイリスさんがどのようにしてビビを譲り受けたのかは定かではありませんが、自腹でマイクロチップを施したということは、個人間での譲渡だったのかもしれません。
それにしても、こんな奇跡って本当にあるんですね。