悲しみに沈むピットブル
その目は潤んでいた
ピットブルが涙を流している。保護団体Greater Charlotte SPCA(GCSPCA)のボランティアであるサラさんの目にはそう映りました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/sad-dog-crying-in-shelter-adopted-north-carolina
「犬を数匹引き取るつもりで訪れたシェルターでまるで人間みたいなピットブルを見たの。とても悲しそうで、しゃがんで話しかけてみたの」とサラさん。
こちらが収容当時シナモンと呼ばれていたピットブルです。
確かに彼女の目は潤んでいて、涙を流したような跡が見られます。
単なる目ヤニだと思われる方も多数いらっしゃるでしょう。
しかしサラさんがシナモンが泣いていると思ったのにはそれなりの理由があったようです。
一体シナモンの身に何が起こっていたのでしょうか。
とても気になりますね。
その涙はきっと本物
7歳のシナモンは見るからに最近出産した様子で、サラさんが話しかけると目から涙があふれて来ました。飼育放棄されたばかりのシナモンは明らかに不安な様子だったのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/sad-dog-crying-in-shelter-adopted-north-carolina
ご覧のようにシナモンのオッパイはつい最近まで子犬にミルクをあげていたように見えます。
シェルターに引き取られた時は子犬達とは一緒ではなかったということから、無理矢理愛する子供達から引き離され捨てられた可能性も否めません。
我が子を失い、居場所を失ったシナモンが悲しくて涙を流していた。
サラさんはきっとそう信じたのでしょう。
何とかしなきゃ!
「彼女は子犬生産マシーンとして自由を奪われていたらしいの。何度も何度も産まされて来たことは明らかだったわ」とサラさん。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/sad-dog-crying-in-shelter-adopted-north-carolina
不幸にも預かり不足でGCSPCAではシナモンを引き取ることができません。それでもサラさんはなんとか助けたいとスマホのカメラを回しました。
預かりという活動に無理は禁物です。
しかし目の前に悲しんでいる犬がいる。そう思うとサラさんは居ても経っても居られなくなったのでしょう。
幸運にも今の世の中にはSNSという強い味方があります。
ノースカロライナのシェルターで助けが必要なピットブルがいる。
そのことを広く世間に知ってもらうには動画を撮影し投稿することは非常に有効な手段かもしれませんね。
この動画に多くの人が涙する