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心を閉ざした柴犬と飼い主。ふたりの心が繋がる瞬間、涙が止まらない…


物事はそう簡単にはいかない

■心を閉ざした柴犬のために飼い主が一生懸命になる姿に胸を打たれる。

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ペットを飼うことを決めたときから迎える側の私たちはワクワクするものです。
ですが不思議なことに、思い浮かぶことは良いことや楽しいことばかりですよね。
しかし物事には【予想以上】なことがあります。
一生懸命向き合おうとするからこそ、その予想以上の大変さに参ってしまう飼い主さんも居ることでしょう。
もしかしたらこの記事を読んでいる方の中には、今まさにペットのしつけに心が折れそうになっている方がいるかもしれません。
しかし想像通りにいかなくても、うまく行っていなくても大丈夫です。
心が折れそうになるほど頑張っているのですからちょっと休憩しませんか?
このお話の女性リジックも同じ経験をして乗り越えていきますよ。

試練はここから始まった

■心を閉ざした柴犬のために飼い主が一生懸命になる姿に胸を打たれる。

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2011年10月、NYC Shiba Rescue(NYCSR)に引き取り申請をしてから数ヶ月後、猟犬から救助された22匹の柴犬のうちNYCSRは10頭の犬を保護し、LizikはそのグループからButtonsを引き取りました。

しかし最初の夜Buttonsは一晩中鳴き通したので、Lizikはこれまでの人生の中で最も大きな試練の夜だったと言いました。
「柴犬は他の犬とは違ってとても独特な鳴き声をしています」とLizikは語りました。
Buttonsは外に出ると石のように動かなくなります。
制御不能に震えてキッチンテーブルの下に隠れるのです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/shiba-inu-service-dog

このお話に出てくる犬は日本犬としても有名な柴犬です。
猟犬として飼われていた22匹という多くの柴犬が保護されました。
おそらく不適切な環境もしくは飼育の仕方をされていたのでしょう。
この22匹の内、保護施設にやってきた10匹の中にいた、のちにButtonsと名付けられる犬をLizikは迎え入れることにしました。
しかしここからすべては始まったのです。
家に連れて帰ってきたその日の夜、Buttonsは夜通し鳴き続けたのです。
まさかこんなことがあるなんて予想もしていなかったことでしょう。
夜通し鳴かれては、ご近所さんへの迷惑になることが気がかりでしょうしや自分自身も眠れないでしょうから、これが一晩中続くとなると辛いのもわかります。
また、LizikはButtonsにコミュニケーションを取って愛情を伝えようにも隠れて震えてしまいます。
なにをしようとしてもすんなりとはいかなかったのです。

飼い主さんの心は折れかけていた

■

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2人の生活が一週間経ったころ、
「Buttonsは私を恐れているように感じるし、この試練を乗り越えることができない。私はButtonsにとっていい飼い主ではない」とLizikは施設の職員に言いました。
LizikはButtonsとうまく付き合えるとは思えませんでした。
しかし、Buttonsにもう少し時間を与えてくれないかと施設の職員はLizikに頼んだのです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/shiba-inu-service-dog

一週間毎日これが続けば弱音をあげたくなるのもわかります。
たった一週間と思うかもしれませんが、何をしてもうまく行かないのが毎日です。
人がなにかを頑張れるのは、ここまで頑張れば結果がでるというゴールがあるとき、もしくは小さくても頑張った結果が出たとき、頑張りを認めてくれる人がいるときだと思います。
それは決して大きな成果でなくてもいいのです。
しかし、Lizikにはゴールもありませんし結果もまったく着いてきません。
誰かに褒められる訳でも頑張ってるねとねぎらってもらうこともなかったのでしょう。
それでは辛いのは当然です。
上手くやりたいのにできない、飼い主として自分はダメだという自信の喪失・・・。
こんなはずではなかったのにと何度も思ったことでしょう。

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