猫は決まった場所が好きなわけじゃない?!
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多くの猫は昔からの同じ居場所に満足していますが、ソファのクッションはかなり柔らかくなってしまうことも。出典:https://www.thedodo.com/gandalf-travel-cat-1548923182.html
正直なところですが、ガンダルフのように放浪癖の深刻なケースがあります。
現代の猫における完全室内飼いは、昔の離し飼いを当たり前にしていた人たちからすれば可哀想と言われることもなくはありません。
しかし、猫はよほどのことがない限り定住を好むと言われています。
ソファのクッションが柔らかくへたってしまうほど、そこに居続けるのです。
それほどお気に入りの場所を移動する理由を上げるとすれば、例えば、そこが危険を伴う場所に変わってしまうとか天敵に見られて安心して出産できる場所でなくなったとかでしょうか。
ことわざにも、【犬は人につき猫は家につく】というものがあります。
猫にとって家のような安心できる場所のことをホームテリトリーと言うそうです。
ところがそんな定住を好まない猫、それがこのお話の主人公のガンダルフでした。
子猫の時に出会った家族
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「私たちはまず、ガンダルフを韓国のソウル繁華街のペット病院で見ました」と飼い主さん。出典:https://www.thedodo.com/gandalf-travel-cat-1548923182.html
「ガンダルフはかわいくて小さな子猫でした。彼は私たちと一緒に来る必要があることを知っていました」
ガンダルフは韓国の動物病院から引き取られたそうです。
野良猫だったのか、飼われていた所から逃げたのを保護されたのでしょうか?
しかしそこで運命の出会いがあったのです。
飼い主さんはガンダルフに通じるものがあったのかもしれませんね。
韓国から一家が住んでいるアメリカまで大移動をしている時、ついで旅行がきっかけでガンダルフの行動力はみるみる高まっていったようにも思えます。
動物は言葉よりニュアンスや雰囲気で理解していくので、言葉が変わってもきっとガンダルフは大丈夫でしょう。
旅好きはここから始まったのかもしれない
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「好奇心をそそられたガンダルフはが外に出たのは8週目ぐらい。彼は、すべての風景や匂いにとても感銘を受けていました」と飼い主さん。出典:https://www.thedodo.com/gandalf-travel-cat-1548923182.html
だから自然に、彼らは現在2歳のガンダルフをアメリカの国立公園のツアーに連れて行くことにしました。
家族の秋の旅行では9つの州と4つの国立公園に行き、カリフォルニアの海岸を上ったのです。
外に出てガンダルフはなにを思っていたのでしょうか?
空気の匂いからなにかを感じ取り、これまで住んでいた場所とは違う風を楽しんでいたのかもしれませんね。
風景を楽しみ風を感じるなんて、とてもおしゃれだと思いませんか?
そしてご家族はガンダルフのそんな様子を見て、旅行に連れて行ってあげたのだとか。
旅行先もなんだか豪華ですよね!
猫は環境が変わることを喜ばないイメージがありますがガンダルフはそうではないようです。
世界にはいろんな猫がいるのですから、ガンダルフのようにお出かけを喜ぶ猫がいたっておかしくありませんよね。
猫と一緒に旅行に行き、しかもそれを一緒に楽しめるってとても素敵なことですね。