「やあ、ご主人」
キャットタワーに座り、凛々しくこちらを見つめる猫ちゃん。
「まーそん」さんです。
「今日こそイケるかと思って登ってみたのだが…」
まーそんさんは、ちょっぴり高い場所が苦手なご様子。
下りたいけれど、どう下りていいのか分からないようです。
ちょっとずつ後ずさりをしたり、そわそわと辺りを見渡したり…
さて、まーそんさんはこれからどうするつもりなのでしょうか?
「下ろしてもらえるかな?」
妙な動きを繰り返したまーそんさんは、なんとなくそのまま腰を下ろしました。
どうやら、助けを待つことにしたようですね。
「くそぅ…!」
そんな まーそんさんの思いとは裏腹に、飼い主さんは手を貸すつもりはありません。
「できる限り自分で頑張ってみて!」という親心。
その愛の鞭に応えるかのように、まーそんさんは自力での脱出を図り始めました!
「頼れるものは己の力のみ!」
猫らしくピョンと飛び降りるのが怖い まーそんさんは、お尻からの脱出を試みます。
体操選手の鉄棒顔負けの迫力で腕の力を振り絞り、下の段へと足を伸ばす まーそんさん。
その頑張りが実を結び、まーそんさんの足はしっかりと下の段を踏みしめます。
「しめた!」と思い、続けて柱へ手をかけようと思ったら…
まーそんさんを危機が襲う!?