救われた自分の命のお返しに
瀕死のハチドリ
ウィッティア (カリフォルニア州)に住むガーノン(Ed Gernon)さんは,その時のことを思い返しました。「レックス(Rex)は突然立ち止まって,小さくて死んでいるようなハチドリの側から動こうとしなかったんだ。俺は,この鳥はもう死んでいるものだと思ってたんだ。だって,その体には,蟻が群がっているし,もうすでに羽がなかったんだから。」出典:https://www.boredpanda.com/rescue-hummingbird-dog-friendship-rex-hummer/
そんな状態の鳥を見ると誰もがもう手遅れだと信じて疑わないものです。
やはり,動物の勘なのでしょうか。そんな状態でも助かると信じたレックスの強い思いが伝わってきますよね。
攻撃的で気性が激しい印象しかなかったレックス。
実は,”命”に対する思い入れがとても強いのかもしれませんね。
助かる命
ガーノンさんは,レックスの思いを信じてあげたようですね。しかし,このハチドリは辛うじて生きていたようです。レックスの望む通り,ガーノンさんは,その鳥を家に連れて帰り,ハマー(Hummer)と名前を付け,看病してあげることにしました。出典:https://www.boredpanda.com/rescue-hummingbird-dog-friendship-rex-hummer/
こんな状態では,助かる見込みもなかったかもしれません。
しかし,レックスはこの鳥の命をどうしても放っておくことができなかったようです。
自分とは何の関係もない命かもしれませんが,”救ってあげたい”と願うレックスの思いが心にしみます。
レックスとハマーの姿を見ると,レックスの攻撃的な性格が想像できませんよね。
とても優しそうな瞳で,ハマーの回復を見守っているようです。
ハマーは無事に回復したのでしょうか?