ネグレクトという錘から解放された犬が掴んだ自由
自分の毛皮に束縛された犬
ラザロ(Lazarus)は,不衛生な状態で,伸び放題の自分の毛皮にがんじがらめになりながら,必死で助けを求めていました。出典:http://www.pawmygosh.com/lazarus-groomed/
辺りには,抜け落ちた毛がそのままで,ただただ薄汚れた木の板しかない場所で,何をするでもなくそこにいるだけのラザロ・・・
その感情は押し殺されているのか,希望をも失っているかのようです。
束縛から解放されて
今まで人と接することがなく,納屋に閉じ込められ,自由をも奪われていたラザロ・・・自分の置かれた状況に戸惑うのも無理はありませんよね。ラザロは,納屋から救出され,毛皮を刈ってもらいました。出典:http://www.pawmygosh.com/lazarus-groomed/
その刈り取ってもらった毛皮はなんと,36ポンド(およそ16キロ)もあったのです。
初めはおじけづいていたラザロでしたが,次第に落ち着き,自分の身が軽くなっていくことに気が付いたのです。
そして自分自身の毛皮に自由を束縛されていたと思うと本当に理不尽ですよね。
自分の毛皮はなくなっていくけど,それと同時に心に入り込んでくる何か・・・ようやく”解放感”を感じることができたようです。
錘から解放されても…