保健所に収容された黒猫親子
さっそく預かり先へ
子猫のセリーヌは母猫のミューズと共にオレゴン州の保健所に収容されました。その後、地元の保護団体Cat Adoption Teamに引き取られ、シェルビーという女性が預かりを始めました。出典:http://www.lovemeow.com/how-these-sock-sweaters-protect-a-tiny-kitten-and-help-her-heal-2479991060.html
「セリーヌは生後5日でうちに来たの。生まれたてほど小さくて目もぱっちり開いててまるでかわいいエイリアンみたいだったわ」とシェルビーさん。
生まれて間もない子猫の目は生後1週間から10日で開くのが一般的なのだそうですが、セリーヌの場合、生後わずか5日でこんなにくっきりと開いています。
こんなに早く目が開いてしまうと、感染症にならないかちょっと心配になりますね。
シェルビーさんがおっしゃるように確かにちっちゃな宇宙人風ルックスのセリーヌ。
なんだかこの子には特別な何かを感じてしまいます。
お腹ペコペコだったにゃ!
セリーヌはすぐに預かり先に馴染みましたが、母猫のミューズは哺乳する気配も無く、そのうちミルクも出なくなりました。出典:https://www.instagram.com/fosterkittenlove/
「セリーヌが母猫を求めて泣くから猫用ミルクを用意するとがっついて来たの。よほどお腹が空いていたのか母乳とは味が違っててもお構いなしだったわ」とシェルビーさん。
なぜ母猫のミューズが哺乳を放棄してしまったのか定かではありませんが、預かり宅へ来てそれまでとの環境の変化にうまく対応できず、ストレスでこのような結果になったのかもしれません。
しかしそんな状況でセリーヌはよく生きていましたね。
これからしっかり猫用ミルクを飲んで今まで足りなかった分をしっかり取り返してくれればいいのですが...
その頃異変が…
セリーヌが生後2週間半になったころ、シェルビーさんはへその緒の異変に気付きました。出典:http://www.lovemeow.com/how-these-sock-sweaters-protect-a-tiny-kitten-and-help-her-heal-2479991060.html
「セリーヌのへその緒の跡はミューズが舐めて生傷になっていたの」とシェルビーさん。
個体にもよりますが、通常子猫のへその緒は生後3~5日で取れるのだそうです。
しかし中には生まれた直後に母猫がちぎってしまうこともあるそうで、セリーヌの場合も母猫のミューズが無理にちぎった上、毛繕いで傷を舐めてしまったことが傷を悪化させた原因だったのかもしれません。
傷を守るためのアイデア
シェルビーさんは親子を別々にしたくはありませんでした。そこでこれ以上ミューズが傷を舐めないよう、傷を守るためのセーターを作ってあげたのです。出典:http://www.lovemeow.com/how-these-sock-sweaters-protect-a-tiny-kitten-and-help-her-heal-2479991060.html
こちらがシェルビーさん特製のセーターを身にまとったセリーヌの様子です。
まるでぬいぐるみのようにかわいくて、とってもお似合いですね。
それにしてもシェルビーさんはどうやってこのセーターを作ったのでしょうか?
このセーターの意外な材料とは?