「大きな箱だにゃ~」
床に置かれた青いクーラーボックスの中身が気になる「まる」ちゃん。
鼻先で上手に蓋を押し上げ、覗き込もうとチャレンジ中です。
「ここから開きそうなのににゃ~」
少し隙間は出来るものの、なかなかカパッと蓋が開かないクーラーボックス。
試行錯誤するまるちゃんを見かねてか、後ろから「はな」ちゃんもやって来ました。
「あ!開いた!」
はなちゃんを気にも留めずに、頑張り続けるまるちゃん。
その甲斐あって、クーラーボックスの蓋は、ついに開かれました…!
「さて、イイもの入ってるかな~?」と、わくわくしながら覗き込むまるちゃん。
しかし残念ながら、どうやら中身は空っぽだったようです。
「入るにゃ!」
空っぽの大きな箱は、まるちゃんにとって素敵な使い道がありました。
それは、自分がすっぽり入ってしまう隠れ家!
ゆっくりと慎重に体を収めるまるちゃん。
立派な尻尾も、少しずつ中へ入って行き、最後には完全に箱の中へ入りきってしまいました。
「あれ?まる?」
そこへやって来たのは、先ほど飽きて立ち去ってしまったはなちゃんです。
「あれ?さっきまでここに まる がいたのに!」と、不思議そうにクーラーボックスを見つめます。
はなちゃんのアプローチ開始!