頭頂部に重傷を負った子猫「トルーパー」との出会い
「一体何が起こってしまったのかすぐに駆け付けて見にいきました。」猫の保護に駆けつけたジェシー・アンダーソンさんは言います。出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-injured-kitten-that-no-one-would-touch-now-a-year-later-2321977300.html
「子猫の頭皮は頭蓋骨まで削がれてしまい、両耳も切断されてしまっていました。」
ジェシーさんは子猫を発見したその夜、
子猫を家に連れ帰り翌朝すぐに獣医さんに子猫を連れて行ったそうです。
なぜこのような怪我を負ってしまったのかジェシーさんと獣医さんは推測したのですが、
考えられるのは子猫は物置にあった芝刈り機に挟まってしまったのではないかと思われます。
考えただけでも身震いをしてしまうような重傷にもかかわらず、
子猫はとても元気だったそうです。
ジェシーさんの膝の上でくつろいでいる撫でられる事も嫌がらなかったそうです。
怪我をしてても元気な子猫ちゃん
ジェシーさんはこの子猫に「トルーパー」という名前を付けました。出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-injured-kitten-that-no-one-would-touch-now-a-year-later-2321977300.html
そして、抗生物質の軟膏を塗布してもらい、手当してもらったことを感謝するかのように
トルーパーはジェシーさんの鼻にキスをしたそう!
激しい痛みや裂傷による発熱などがあまり無かったのでしょうか、
トルーパーは自分に何が起こっているのか、怪我以外はトルーパーの健康状態が良かったので、
自分に何が起こっているのかがあまり分かっていなかったそうなのです。
助けてもらって、とてもありがたかったに違いありませんね。
「彼はとても強くて食べる事も好きなようです。豚みたいに食べるんですよ。好奇心も強くてそこらじゅうを探検して歩いています。」ジェシーさんは言います。出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-injured-kitten-that-no-one-would-touch-now-a-year-later-2321977300.html
ジェシーさんはトルーパーを抱き寄せてとても可愛がっています。
保護された頃の写真を見るとトルーパーは大きく成長しそうな予感の前足をしていますね。
トルーパーはとても元気ですが、あまりの痛々しさのヴィジュアルなため、
写真のトルーパーは王冠を被っています!
怪我の状態が落ち着いた頃、トルーパーは頭皮を縫合する手術を受ける事になりました。出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-injured-kitten-that-no-one-would-touch-now-a-year-later-2321977300.html
ジェシーさんが手術の様子を語ります。
「首の皮膚を頭皮に移植しました。残念ながら移植した皮膚は適合しませんでしたが、その後、自身の皮膚で傷は再生したんです。」
トルーパーの頭皮は再生しましたが、
そのため頭頂部からまぶたの皮膚が上に引っ張られる状態になってしまったそうです。
その為まばたきが出来なくなってしまい、まぶたの下にある瞬膜(水平方向に動いて眼球を保護する薄い膜)が
いつも目を覆って露出している状態で乾燥してしまったそうです。
トルーパーは頭皮からまぶたのつっぱりを緩ませる手術も受け、手術は成功したそう。
いろんな合併症の治療にも費用がかかりますね。
保護した動物のすべてを受け入れてケアをするジェシーさんはとても優しい人ですね。
更に愛情が通じ合っていく姿