羊を先導する猫・スティーブ
ニュージーランドに済むアマンダさんが飼っている猫、スティーブ。
彼は「自分を羊だと思っている猫」とまで言われています。
確かに、自分よりも体の大きな羊たちを先導する姿は少し奇妙でもありますね。
不思議な関係は偶然始まった
スティーブがこうなったきっかけについて、こう説明されています。
スティーブは最初、家の中で飼育されていました。家の中で唯一の動物でした。出典:http://www.lovemeow.com/cat-who-thinks-hes-part-lamb-leads-flock-of-loyal-followers-2020151231.html
スティーブが生後8ヶ月を迎えた頃のとある日、山羊たちを寒さから遠ざけるため、家の中へと入れ、両者は初めて顔を合わせました。
この時、スティーブにとっての天職が見つかったのです。
家の中で唯一の動物であったスティーブにとって、それは青天の霹靂のような出来事だったのでしょう。
生まれて間もない頃から家の中で育てられていたのなら、
別の動物を見ることすら無かったのではないでしょうか。
興味を示すのもわかりますね。
家を飛び出したスティーブ
寒さを凌ぐため、三日間家の中にいた山羊たち。その間スティーブはずっと側にいました。出典:http://www.lovemeow.com/cat-who-thinks-hes-part-lamb-leads-flock-of-loyal-followers-2020151231.html
そしてその期間が終わり、山羊たちを外へと出した後、スティーブが見当たらないことに気づきました。
そう、スティーブは山羊たちの後を追うために家を飛び出していたのです。
家の中にずっといたのに、新たな出会いをきっかけにして外の世界へと飛び出す。
まるで物語のような展開ですよね。
行動力が反響を呼ぶ