猫がうんちをした直後にダッシュ!どうしてだろう?
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猫がうんちをしたあとに、猛烈にダッシュしたり、爪を研いだりする仕草を見たことがありますか?
これを「トイレハイ」といいます。
つまりトイレの後、テンションが上がってしまうことです。
猫がうんちをしたあとハイテンションになった時の行動
ではトイレの後にテンションが上がる時の猫の行動を解説していきます。
猛ダッシュする
よく見られるのが、猛ダッシュです!
うんちをしたあとに、嬉しそうにテンションが上がり部屋中を駆け回ります。
猛然と爪を研ぐ
猫の中にはうんちをしたあとで、テンションが高まり、お気に入りの爪とぎで猛烈に爪を研ぐ猫もいます。
しかも爪の研ぎ方はかなり激しいです。
鳴き喚く
ただし、肛門が腫れている、便秘でツライ、という場合がないとはいえませんので、トイレを痛がる気配があるようでしたら、早めに獣医さんに看ていただきましょう。出典:http://nyanpedia.com/post-2731/
うんちをしたあとに、ギャーギャー鳴き続ける猫もいます。
大きな声で鳴くので、飼い主はビックリしてしまいますね。
しかし、大声で鳴く時に病気であることも理由として考えられます。
そのような時には獣医師に相談、診察してもらいましょう。
トイレの砂をまき散らす
うんちをしたあとにだけ、トイレの砂を豪快にまき散らす猫もいます。
この場合は、おしっこの時は見られません。
猫がうんちをしたあとハイテンションになる理由
ではなぜ猫はうんちをしたあとにテンションが高くなるのか理由を見てみましょう。
野生時代のなごり
野生の名残があることが理由のひとつです。
猫は昔から、トイレはなるべく自分の居場所から遠い場所でうんちをする習慣がありました。
ライバルや敵から逃げるために、うんちは早くすませてダッシュして逃げる!という習性がまだ残っているようです。
そんな理由で未だにダッシュしているんですね。
危険な場所で無事うんちをし終えたため
猫は野生時代に、マーキングのため目立つところで用を足すので危険でした。
つまり人やライバルが通るような道や高い所で、うんちをしていたのでうんちをしたあとは安心感からダッシュしてしまうという理由があります。
襲われる危険を感じながら無事うんちをし終えたため
排便中は無防備で、緊張をしながらうんちをしています。
ライバルも多いので、邪魔されずにうんちができた時にはテンションが上がってしまうという理由です。
排便中は副交感神経が刺激され、終えると交感神経が活発になるため
これは、野生時代とは関係なく、身体の機能の問題という説です。用便中は副交感神経が刺激されるため、用が済むと交感神経が活発になってハイになるのだとか。ちなみに、人間でも、排便は副交感神経と関係しているそうです。旅行中は便秘がちという人が多いのは、旅行中はストレスが多く、交感神経が優位になっていて便意が起きず、帰宅してほっとすると副交感神経が優位になってトイレに行きたくなるという理由だそうです。出典:http://nyanpedia.com/post-2731/
うんちをしている時には、副交感神経が刺激されます。
うんちしたあとは、交感神経が活発になるのでテンションが上がってしまうことが理由としてあげられます。
まとめ
猫がうんちをしたあとに、テンションが上がってしまう理由が分かりましたね。
理由が分かればうるさくても安心です。
しかし、場合によっては病気であることも理由として考えられます。
猫がうんちをしたあとに、異常に騒いだり生活に支障がでる場合は、動画を撮ってから、獣医師の診察を早めに受けることをおすすめします。