ボロボロの状態で収容されたピットブル
穏やかで物静かなラス
「彼はボロボロの状態で野良犬として保護されたの。しっぽと耳に脱毛があってシェルターに収容された時は体重もわずか18kgと酷く痩せた状態だったの」とケイラさん。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-hugging-new-mom-2248239878.html
見た目がボロボロだとついつい精神的に闇を抱えていると思われがちですが、ラスはそんな想像には当てはまらない子だったようです。こんな風に犬舎の隅っこにちょこんと座り落ち着いた様子でケイラさんを見つめていたのだそう。
彼に恋をするには5分で十分!
再びラスの犬舎に戻ると、他の犬達が吠えて騒いでいる中、先ほどと同じ場所に静かに座るラスの姿がありました。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-hugging-new-mom-2248239878.html
その後ラスを連れ出し45分ほど散歩をしたケイラさんですが、最初の5分でハートを奪われてしまいます。
「彼はとても優しい子なの。他の犬に吠えることも全くないのよ」とケイラさん。
ラスはお座りや待てなどの基本のコマンドをすでに知っていたことから、生粋の野良犬ではなく、かつては人から愛された飼い犬だったと考えられます。
しかしこんなに穏やかで優しい犬がなぜシェルターに収容されなければならなかったのでしょうか?そしてなぜこんなにボロボロになってしまったのかただただ疑問です。一つだけ言えることはこの子が手に負えないから捨てられたという可能性は彼の穏やかな性格からは考えられないということです。
そんな中、ケイラさんはある衝動に駆られたようです
今すぐにでも連れて帰りたい!
散歩を終えてラスを犬舎に戻したケイラさんは母親に一本の電話を入れました。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-hugging-new-mom-2248239878.html
「明日にも犬を引き取らなきゃならないのってママに話したの。ママは私が散歩する犬達みんなに恋をするのを知ってたから冗談だと思って信じなかったの。でもラスには他の犬とは違う何かを感じたの」とケイラさん。
その頃ラスの収容されていたシェルターは大きな問題を抱えていたようです。それはどこのシェルターにもよくある収容頭数オーバーの問題。
どの犬がいつ殺処分されてもおかしくないほどの状況の中、悲しいことに病気を抱えていたり狂暴性などの問題のある犬達は真っ先に処分リストに入ってしまいます。そのような理由からケンネルコフを患っていたラスの身を案じるケイラさんは一分一秒でも早く彼を救いたかったのでしょう。
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始まった2人の幸せな時間