犬と一緒に寝る方法と注意点「しつけの途中であれば同じベッドは避ける」
Kalamurzing/shutterstock.com
犬と飼い主さんの関係はあくまで「主従関係」です。
しつけや主従関係を築いている途中であれば、一緒のベッドで寝るのは避けましょう。
犬は昔、洞穴などで生活していて、立場の上の存在程、良い寝床で眠っていました。
そのため、飼い主さんと同じベッドで寝ると、犬は「飼い主さんと同じ立場」と思ってしまう可能性があります。
一緒に寝る場合は、同じ部屋で、寝る場所を分ける方がおすすめですよ。
犬と一緒に寝る方法と注意点「超小型犬は同じベッドを避ける」
Chaay_Tee/shutterstock.com
5kg未満の超小型犬は、飼い主さんが寝返りをうった時にベッドから落としてしまったり、けがをさせてしまう可能性があるので、一緒に寝るのは避けた方が良いですね。
寝床を近くに作ってあげるようにしましょう。
飼い主さんが寝る前にベッドに潜り込んでいる場合は、飼い主さんの匂いで安心してリラックスしている証拠です。
無理に追いやらずに、飼い主さんの匂いのついたタオルなどを犬用にしてあげたりしても良いですね。
犬と一緒に寝る方法と注意点「寝る場所を選べる環境を作っておく」
www.flickr.com
犬も静かに飼い主さんのいない場所で眠りたくなるかもしれません。
一緒に寝ていても夜中に部屋を出られるようにしておきましょう。
トイレのしつけもしっかり行い、用を足す場合の場所も用意しておきましょうね。
起きると愛犬が居てくれる。
そんなステキな朝を迎えたいですよね。
犬がそっと部屋を出て、また入ってきて飼い主さんを起こせるようにしてあげましょう。
犬と一緒に寝るときの理想的な方法
犬もひとりぼっちより飼い主さんの気配のある場所の方が安心できるかも知れません。
一緒に寝るときは寝室の飼い主さんのベッドや、布団のそばにケージやクレートなど愛犬の寝床を設けてあげましょう。
犬用ベッドを置いても構いませんが、その周囲をサークルで囲ってあげた方が犬も落ち着くことができます。
それぞれがリラックスして眠れるだけでなく、飼い主さんが犬に顔を舐められたり犬に付着したノミやダニによって人畜共通感染症にかかってしまうことを予防できます。
犬と一緒に寝る方法と注意点:番外編
Liliya Kulianionak/shutterstock.com
愛犬と一緒に眠るということは、飼い主さんにとっても犬にとっても幸せなことです。
一緒に寝ることで主従関係が壊れてしまうという説もあり、しつけに必要な期間の場合は犬のためにそうすることも必要です。
けれど、一番大切なことは、日々の生活の中でコミュニケーションをとり、信頼関係があるということです。
一緒に寝たから信頼関係が崩れるということはありません。
愛犬との付き合いの中で、素敵な夜の過ごし方を築いていってくださいね。