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犬の散歩中のマーキングをやめさせる!マーキングのしつけ方法!


犬の散歩中のマーキングをやめさせるには警戒心を解くことが重要!

マーキングは本能?しつけでやめさせる方法!

Parson Russell terrier urinating on a pedestal against white background

Eric Isselee/shutterstock.com

まず「マーキングとおしっこはおなじものだ」そう考えていないでしょうか?

この考え方、実は間違いです。世の中には、マーキングの行動をしない犬が存在します。

マーキングは「縄張りを主張する意味の行為」であり、量もおしっこと違い少量で、足を上げてできるだけ高い位置にします。オスだけがするようなイメージがありますが、メスもします。メスは特に発情期に、外よりは室内でする傾向があるとされています。

おしっこは「排泄行為」であり、ある意味で本能的な行動ではありますが、介助犬・警察犬・盲導犬など仕事をする犬にはマーキングも自由な排泄もないのです。

なぜ多くの人が野外でマーキングするのを防げないのでしょうか?

それは、飼い主さんと犬の関係に大きな理由があります。それは「どうせ野外で排泄するから、仕方がない」という、いつからか生まれた慣習のような勘違いです。

smiling pug dog holding up red stop sign and yellow exclamation mark sign, with orange flashing light on head, isolated on white background

Monica Click/shutterstock.com

また犬マーキングやトイレとされています。きちんと訓練のされた犬は飼い主さんの指示に集中するので、散歩中にマーキングやトイレなど自由な行動をすることはありません。

お散歩をトイレのためだと考えている飼い主さんも多いのですが、お散歩はあくまでも犬の運動と気分転換のためです。「散歩=トイレ」ではないのです。

外で排泄する習慣を許しているとお天気が悪くても必ずお散歩に行かねばならず大変ですし、飼い主さんに用事があるときや、老犬になり足腰が弱って歩行困難になったときにも困ります。

いつからトイレのしつけをしたらいいのか、については、早い段階の方が覚えやすいとされています。
犬を迎え入れたときから(できれば子犬の頃に)屋内にペットシーツを敷き、そこで排泄するようにしつけることが大切です。

成犬になって外で排泄していた犬を迎えた場合はなかなかペットシーツにはしてくれませんが、一週間ほど粘り強くしつけを行うと、犬はどの種類でも決まったところで排泄をするようになります。

まず排泄を済ませるまでお散歩はNG

Child lovingly embraces his pet dog, a blue heeler

Rob Hainer/shutterstock.com

子犬の時、非常に重要なのが家の中でどのように接するかが、将来の犬の性格や行動を決定します。

ワクチンが終わればすぐ散歩、普通はそのように考えるでしょう。

実は、お散歩デビューはずっと後でも構いません。子犬にとって室内はいつでも飼い主さんと触れ合えるので、ストレスは、ほとんど感じていません。大きくなるまで、充分に犬と触れ合えるかが重要です。

盲導犬の子犬を育てる飼育家、パピーウォーカーのご家庭は必ず条件があり、家族の2人以上が常に家の中で犬と一緒に暮らせることです。

そのため、旅行も行きませんし、家を空けることもしません。寝るときも子犬と一緒に寝ます。トイレのしつけは徹底的です。

これは訓練の中で非常に重要で、排泄はトイレ以外では絶対にしないように、いかなる場合でも、トイレに連れていき、排泄をしたら全力で褒めてあげています。

そして散歩に連れ出す前は、かならずトイレをすませてからにします。この訓練がちゃんと終わったなら、犬は室内でトイレをする事が習慣になり、野外でもマーキングをしないのです。

リードを短く持ってマーキングをやめさせる方法!

Owner and Labrador dog sitting on green grass

Africa Studio/shutterstock.com

犬がマーキングするのは、街中の散歩中が多いです。しかしその場所は決してトイレではありません。

ブロック塀の角や電柱、他人の家の玄関や自動車やバイクなど、その物によっては所有者とトラブルになる場合もあります。

公園の植え込みや草むらなどの公共の場所をトイレ代わりにすることも、小さなお子さんが遊ぶ可能性を考えればあまり望ましくありません。

また自分の家の玄関先なら大丈夫とさせてしまうと、その犬の臭いがついたことで、散歩中に通りかかった他の犬のマーキングを誘発してしまう場合もあります。

そこで散歩の際はできるだけ歩道の広い場所で、ガードレールのある安全な場所をリードを短く持ってやや早歩きでお散歩させます。

このときハーネスではなく首輪を装着していた方がコントロールがしやすいです。

犬がマーキングしようとしたらリードを強く、短く(飼い主さんの手首の動作だけぐらい)引き、犬を引き寄せ制止します。


これを繰り返しているうちに犬は飼い主さんに集中し、マーキングをしなくなります。

Young woman walking with Beagle dog in the summer park. Obedient pet with his owner

Maria Sbytova/shutterstock.com

他の犬の臭いがついていそうな電柱や街路樹などは避けてください。出来るだけ人通りの少ない安全なお散歩コースを下見しておいてくださいね。ほとんどの人は、このお散歩の下見をしていないと思います。

リードを長く持つと飼い主さんの意思が伝わりません。

大型犬では両手で肩幅ほどに開いて片手でリードを持ち、首輪から40センチくらいのところを反対の手で持ちます。

リードの輪っかに手首を入れてしまうと、犬が突然走り出した時などに転倒する恐れがあるので気をつけてください。

小型犬では指先からつま先までの長さ以上はコントロールしづらくなるのでNGです。

そして出来るなら野原や川辺であれば土手ではなく、川辺近くでお散歩させると良いでしょう。

その方が初めは他の犬との接触を防げます。犬は必ず互いのお尻の匂いを嗅ぐので、これが要因となり、街中の電柱などの匂いを嗅ぎつけてしまうのです。

また防止グッズとして、消臭効果のある防止スプレーや、ドックカフェなどでも使えるマナーおむつがあります。飼い犬がなかなか散歩中のマーキングやトイレを止めてくれないときは、これらの防止グッズを使うのも有効でしょう。

家でウンチをしないのなら散歩はお預け

A cute Golden Retriever puppy pooping

atiger/shutterstock.com

犬は大変記憶力がある動物です。そして、人間の暮らしにもよく慣れてくれます。

問題は、飼い主さんの生活リズムに合わせてしまうと、当然排泄も似たようなタイミングになるのです。それが朝と夕方の餌の時間です。

餌を食べてから運動というリズムであれば、必ず食事後ですから排泄のタイミングと重なります。

ベテランの飼育家は朝は自分より早く早朝に餌を与え、排泄を確認してから運動はお昼近くです。

夏場は、朝の排泄を確認した後で早朝のうちに散歩を済ませ、夕方早くに餌を与え夜の散歩は短いです。

犬の消化プロセスは、だいたい8時間~9時間くらいですから、当然朝8時以降に餌を与えていれば、夕方のお散歩時間に排泄となります。

人間の生活リズムに合わせているので、自然と重なっているだけなのです。

しつけの基本は、人間ではなく犬のリズムに合わせるのがコツですよ!散歩中のマーキングにしてもトイレにしても、犬が飼い主さんではなく自分の「本能」を優先させるために起こります。

自然な行動を制限するのは可哀想、という意見もありますが、外壁をトイレにされて破損してしまったり、糞を持ち帰らない飼い主さんがいたり、モラルを問われる場合もあります。

トラブル防止という点からも、犬に無理のないしつけ方で、家でのトイレを覚えさせるようにしてくださいね。

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