猫草を育てよう!
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猫が体内に溜まった毛玉を吐き出すために、重要な役割を果たしている猫草。
ペットショップやホームセンターで、揃えるのも方法の1つですが、毎回買うとなるとコストパフォーマンスが良くないですね。
自分で猫草を育てれば、猫がいつでも好きな時に猫草を食べることができますよ。
また浮いたコストで、猫に新しいおもちゃをプレゼントしたり、おやつを買ったりもできます!
良いことだらけの猫草栽培、早速育て方についてご紹介します。
猫草の育て方!必要なものはこれ!
猫草の育て方を解説する前に、まず猫草を育てるために必要な道具を知りましょう。
どれもホームセンターやペットショップですぐ揃うものばかりです。
種
猫草を育てるために必要不可欠なのが猫草の種!
ところで、猫草ってなんの植物かご存知ですか?
猫草の正体は、そのほとんどが燕麦(えんばく)と呼ばれるイネ科の植物です。
他にもカラス麦やオート麦という名でも知られています。
実はこの燕麦、オートミールやウィスキー、味噌などの原料にも用いられています。
猫だけでなく人間にとっても、身近な存在の植物だったんですね。
種を買う時に注意したいのは、消毒薬が散布されていないものを選ぶという点です。
カビ防止のために消毒薬が使われている種は、赤っぽい色をしているのですぐに見分けがつくでしょう。
植木鉢
鉢は、底に穴が開いているものを選びましょう。
水はけが悪い育て方をすると、根が蒸れたり腐ったりして猫草の育成を悪くする原因になります。
猫を複数飼育している場合は、大き目のプランターを使用する育て方もおすすめです。
土
土はバーミキュライトに腐葉土や培養土を混ぜたものを用いる育て方がおすすめです。
もともと丈夫で雑草のような植物なので、育て方にシビアになる必要もなく、肥料がなくても元気に育ちます。
植物を栽培した後で困るのが土の処分。
多くの自治体は、土をゴミに出すことを禁止しています。
そのため、初めから可燃ごみに出せるタイプの土を選んでおくと良いでしょう。
また猫草用の土を販売しているところもありますよ。
軽石
軽石は無くても育ちますが、水はけの事を考えると入れた方が良いでしょう。
発泡スチロールを大きめに切ったものでも代用できます。