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ポラスグループの住宅、子育てしやすい居住空間や街づくりでキッズデザイン受賞! 過去最多の受賞数を記録した理由とその注目点は?


「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」の3つのカテゴリで、すべての製品・サービス・空間・活動・研究から選ぶアワード―――キッズデザイン賞。

その第16回キッズデザイン賞で、過去最多の13点が受賞した住宅メーカーが、ポラスグループ。そのなかでも、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」で評価された住宅ブランドの評価ポイントと特長をここでチェックしていこう。

ベルフォート上尾 花と杜の小路

中央住宅 戸建分譲設計本部 設計一部による「ベルフォート上尾 花と杜の小路」は、共用路地空間と、家庭菜園や植栽ワークショップ&交流会の仕掛けが特長。

上尾市の17邸の分譲地で、東西に抜ける路地で季節を感じながら子どもとのひとときを楽しめる街づくりをめざし、路地の植栽の他、家庭菜園も設け、近隣農家・造園業者とも協力して子どもの食育などのワークショップもプログラム化。

住民全体で 子どもを見守り育て、子どもの五感を刺激する分譲地をめざし、共有路地空間を実現するため、普段使われない敷地の裏側の土地を各戸が拠出。

路地沿道には、家庭菜園、四季を感じる植栽、コミュニティを促すベンチ、雨水タンクなどをデザイン。家のすぐ傍で、子どもが安心して過ごせる空間を創出することが子育て世代に求められているという考えのもと、歩車分離を実現し、安心な路地で元気に遊ぶ子どもの声が聞こえる街をつくったという。

リーズン我孫子 綴のまち

中央住宅 戸建分譲設計本部 設計一部による「リーズン我孫子 綴のまち」は、4邸の分譲住宅地内に、子育て世帯に向けた美しい景観と憩いの場形成を目的としたコモンスペース「綴の緑道」をデザインした点に注目。

子どもと縁側で日向ぼっこをしたり、木陰に隠れて鬼ごっこをしたり……昔の風景を偲びながら、地域の歴史に思いを馳せる街に。

手賀沼の美しい景観に惹かれ、多くの文化人が居を構えた街・我孫子。しかし当時の面影はなく、住宅という子育ての場の計画にあたり、その立地と地域文化との薄れる関係を課題と考えた。

かつての景観を分譲地の「内」に創り、子どもと家族がその風景に憩いながら、地域の歴史文化に思いを馳せる分譲地つくりを目指し、開発道路を作らず緑道と車道を兼ねたコモンスペースで景観を創った。

また、コモンに平行に面する中間領域(縁側テラス)を各住戸に設けたところも特長。コモンのために各住戸は、地役権を設けて宅地の路地部分を拠出した。

リーズン新松戸 パークリンクス ~職住一体時代の子育てランドスケープ~

中央住宅 戸建分譲設計本部 設計一部による「リーズン新松戸 パークリンクス ~職住一体時代の子育てランドスケープ~」は、持続性・安全性・コミュニティの 3つを実現する「つながり」をテーマに、公園とフットパス(共有地) をつなげて回遊できる街路計画など、松戸市と協議を重ね創出した子育て世帯のためのランドスケープの提案。

ウィズコロナの時代。子どもと自宅で過ごす時間も長くなっている。しかし戸建住宅一棟で仕事場と子どもの遊ぶスペース両方を確保することは難しい。そこで、24 邸の分譲地と公園 を一体開発。子育てしやすい街づくりを目指した。

松戸市と協議し、袋小路の公園をフットパス(共有地)と接続させ行き止まりを排除し、公園の利用率向上を図り、さらに高低差を活かし宅地を高く、公園を低く計画することで住戸から公園を見守れるようにするとともに、サンクンガーデンのように囲まれた安心できる空間とした。

KIZUKI の家 ずぼらクロゼットのあるおうち

ポラスタウン開発による「KIZUKI の家 ずぼらクロゼットのあるおうち」は、女性の家事負担は男性の2倍以上、コロナ禍で家事時間も増加するなか、家事シェア、家事時短のために、おうちの真ん中にクロゼットを配置。

真ん中で、さまざまな部屋とつながるとともに、皆の通り道ともなるため自然と片付けが進む。通常、間取りがつくられた後の余った場所に配置される収納を、ずぼらクロゼットは家の中心に配置した。

家族が必ず通る、目につきやすい場所なので、それぞれが何かをしながら片付けをすることで家事シェアが実現。洗面所、キッチ ン、リビングなど、様々な部屋とつながっているので家事動 線も楽。クロゼットは使う人に合わせてカスタマイズできる。

じぶん時間の街コミュニティ 育実(はぐくみ)の丘 浦和美園

ポラスマイホームプラザによる「じぶん時間の街コミュニティ 育実(はぐくみ)の丘 浦和美園」は、入居前に周辺のお店や子育て情報の取得ができ、地域に住む人たちの口コミや書き込みを通じて人とのつながりもでき、住宅設備の使い方なども学べる。

また、家にいながらさまざまな情報を取得、発信できる。働き方が多様化し、みんなが同じ時間に集まる集合型コミュニティが成立しにくくなった時代、いつでも「じぶん時間」で参加できる SNS を使った入居前の街コミュニティをつくった点も新しい。

コロナ禍で人と会えないなかでも、この専用サイトを通じて情報共有ができる。分譲地専用サイトでは、ご近所 SNS「マチマ チ」、エリア情報を紹介する「itot 浦和美園エリア」ともつながっている。

このようなかたちで、入居前から早期にコミュニティをつくることで「地域と人」「人と人」をつなぎ、豊かなコミュニティの醸成を目指した。

家族と過ごすデジタルウェルビーイングな家

ポラスマイホームプラザによる「家族と過ごすデジタルウェルビーイングな家」は、家の中で子どもといっしょに時間を忘れて過ごせるような創作の場や遊び場などの空間づくりに取り組んだ家。

スマホなどのデジタル機器から少し離れ、心身ともに健やかな時間を過ごすデジタルウェルビーイングな住み方を提案した。

遊ぶ、体を動かす、創作するなど子どもが興味を持つこと、家族がいっしょになって遊び、くつろげる場所をつくる。キャンプに出掛ける準備をしたり、DIY でモノを作ったり、映画を見たり、室内で運動したりできる空間を具現化し、リビングを中心につながりを持つ空間、それぞれが干渉、意識しあえる空間づくりを計画した。

リビングのテレビコーナー壁の後ろには天井高を抑え籠り感 のある書斎を設置。DOMA は汚れや傷を気にせず使えるタイル床仕上げの創作活動の場。シアタールームは映画を見る 他にも子どもの遊び場や室内GYMスペースにした。

草加ウェルサイドガイド

中央住宅 マインドスクェア事業部 マンション Dv による「草加ウェルサイドガイド」は、いろいろな悩みや相談を抱えている子育て家族が気軽に話せるコミュニティ創出を提案。

舞台となった草加市は世帯流入が増加しているが、新しい住民と地域の人たちをつなぐ仕組みが無かったことから、旧住民に協力を仰ぎ、新・旧住民をつなぐ仕組みを構築。

同社が供給する集合住宅の新住民だけでなく、以前からそこに住まう人も、また同社に関係ない人も、草加エリアに住まう人は誰でも活用可能な仕組みに。

先輩でも後輩でもない、コミュニティの仲間でもない、ほどよい距離感だからこそ、さまざまな悩みを共有、アドバイスしてもらえる関係の構築をめざしたモデル。

―――こうしたデザインコンセプトのもと、多彩なラインナップで展開するポラスグループの住まい。気になる人は、公式サイトでチェックしてみて↓↓↓
https://www.polus.co.jp/

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