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アルファ ロメオ「JUNIOR Ibrida Sport Speciale」140台限定車は“正解より感性”という設計思想が込められたアンチ・コモディティ 斎藤工「クルマと対話できる 矛盾の美学」




1910年にイタリア・ミラノで創業して以来、レーシングカーを起点に、革新と情熱を体現したデザインと卓越した走行性能を追求してきたモビリティブランド―――Alfa Romeo(アルファ ロメオ)。


このアルファ ロメオに登場した最新限定車「JUNIOR Ibrida Sport Speciale」(ジュニア イブリダ スポルト スペチアーレ)をめぐり、映画や音楽、そしてクルマが交差する一夜が東京で繰り広げられた。


ステランティス ジャパンが開いた、「JUNIOR Ibrida Sport Speciale」「TONALE Ibrida Sport Speciale」発売記念イベント「Alfa Romeo Una Notte Speciale」(@東京 渋谷 TRUNK HOTEL CAT STREET)だ。


会場では、ステランティス Stellantis ジャパン 黒川進一 アルファ ロメオ ブランドヘッドをはじめ、俳優・フィルムメーカー斎藤工、音楽プロデューサー DJ FPM 田中知之プロデューサーらが登壇し、「クルマ」「映画」「音楽」を横断した “アルファ ロメオの美学” について語った。


正解よりも感動を選ぶ
Alfa Romeo アルファ ロメオ



「最近、誰かが決めた正解で動いてないか?」


おすすめのレストラン、ランキング上位のファッション、レビューの星の数……。


アルゴリズムやAIによって「失敗しないための正解」が提示される現代において、クルマもまた、静かで快適、安全でスムーズという合理性を追求してきた。


しかし黒川進一 アルファ ロメオ ブランドヘッドは、合理性を突き詰めた先にある「どれも似たようなもの」になる状況に疑問を投げかける。


Alfa Romeo アルファ ロメオ の設計思想に根付く「アンチ・コモディティ」




そこでアルファ ロメオが掲げるのが、「アンチ・コモディティ」という考え方だ。


他人がつけた評価やスペックの数字ではなく、「自分自身が美しいと感じるか」「ステアリングを握った瞬間、胸が高鳴るか」という、自分自身の感性を信じる…。


Alfa Romeo 限定車 「JUNIOR Ibrida Sport Speciale」は、そんなアルファ ロメオの思想を凝縮した限定車だ。


イタリアンデザイン×スポーティネス
JUNIOR が特別な姿に




Alfa Romeo 限定車 「JUNIOR Ibrida Sport Speciale」は、アルファ ロメオのコンパクトモデル「JUNIOR Ibrida」をベースに、スポーティネスとイタリアらしいエレガンスを融合した特別仕様車。


2026年8月6日から全国のアルファ ロメオ正規ディーラーで発売され、全国140台限定、メーカー希望小売価格は 525万円(税込)。


エクステリアでは、グロスブラックとシルバーインサートを組み合わせた専用ボディキットを採用。


さらに、2023年に世界33台限定で登場した「33 Stradale(33 ストラダーレ)」から着想を得た、三つ葉モチーフの18インチアルミホイール「フォリ」を装備する。


ブラックの引き締まったボディにシルバーのアクセントが加わることで、単なる派手さではなく、スポーティでありながら洗練された雰囲気を醸し出す。


触れた瞬間に感じるアルカンターラの上質感




インテリアも Sport Speciale ならでは。


シート、ステアリングホイール、ダッシュボード、センターコンソールなどにアルカンターラ素材を採用し、ホワイトステッチやホワイトインサートを組み合わせている。


専用シートやインテリアトリムには「Sport Speciale」のロゴもあしらわれ、ブラックを基調とした空間に白のアクセントが映える。


乗り込むたびに自分自身の感性が研ぎ澄まされ
何気ない日常がドラマチックなワンシーンに変わる



黒川進一BHは、「こうした装備を「数字」だけで捉えるのではなく、触れた瞬間、指先から伝わる感覚そのものを楽しんでほしい」とも。


「車に乗り込むたびに自分自身の感性が研ぎ澄まされ、何気ない日常がドラマチックなワンシーンに変わる」


そんな体験を目指した1台だ。


ボディーカラーにも 単なる移動手段では終わらないアルファ ロメオの美意識



ボディカラーは、ブレラ レッド/アレーゼ グレー/センピオーネ ホワイト の3色をラインナップ。


140台の内訳はブレラ レッドが50台、アレーゼ グレーが45台、センピオーネ ホワイトが45台。


なかでもセンピオーネ ホワイトは、ミラノの歴史ある地区・センピオーネにある「平和の門(Arco della Pace)」の白い大理石から着想を得たカラーだという。


色そのものにもイタリアの物語がある。


こうしたところにも、単なる移動手段では終わらないアルファ ロメオの美意識が感じられる。


斎藤工「アルファ ロメオはクルマというより“生き物”」



そんなAlfa Romeo 限定車 「JUNIOR Ibrida Sport Speciale」を前に、斎藤工が語ったのが「シネマティックなアルファ ロメオ」だった。


斎藤工は、イタリア映画を中心とした作品のなかで、アルファ ロメオは単なる車両ではなく、「生き物」として描かれていることが多いとコメント。


今回の限定車についても、「現代に必要なアルファ ロメオの誕生という感覚を受けました。すごく興奮しましたね」と、その存在感を表現。


さらにイタリア映画について、単に美しいだけではなく、人間の醜さや欲望も隠さず描きながら、「洗練と野俗」「本能と知性」が同居している点に魅力を感じると語った。


「正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義」



映画をつくる側としての斎藤工の言葉も、印象的。


監督作品について語るなかで、「正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義である」という感覚があるという。


人を単純に「善」か「悪」かで決めつけず、人間が抱える矛盾や葛藤を受け入れる。


これは、今回のイベントで提示された「矛盾の美学」とも重なる。


AI や効率性によって、最短距離で「正解」にたどり着ける時代だからこそ、かんたんには割り切れない人間らしさに価値を見いだす。


アルファ ロメオのブランド哲学と、映画表現に向き合う斎藤工の姿勢が、ここで重なった。


「クルマと対話できる」アルファ ロメオ



さらに黒川進一BHは、斎藤工の映画作品とアルファ ロメオに共通するキーワードとして、「対話の余白」「光と影」の2つを挙げた。


斎藤工の映画には、観客が自分自身で感じ、考える「余白」がある。


いっぽう、アルファ ロメオには、ドライバーがクルマと対話できる「余白」があるという。


コーナーでのブレーキングや立ち上がりで、クルマからフィードバックが返ってくる。


黒川進一BHはそこに、電子制御だけに頼るのではない、「生の人間と対話している感覚」を見いだしている。


斎藤工も、「効率性を追求した先にはない『はみ出た部分』にこそ、アナログな感覚や自分の思いが宿る」と重ねる。


FPM田中知之Pが語る「イタリア映画音楽」とアルファ ロメオ



イベントには、音楽プロデューサー/DJのFPM 田中知之プロデューサーも登場。


田中知之Pは、自身がDJになったきっかけのひとつとしてイタリア映画音楽を挙げた。


エンニオ・モリコーネやアルマンド・トロヴァヨーリら、1960〜70年代のイタリア映画音楽に惹かれ、さらに1990年代半ばには日本の DJ、いわゆる渋谷系周辺がその魅力にいち早く気づいたと説明。


イタリア映画音楽を独自に解釈し、ボサノバやソウルなどと組み合わせて世界へ発信していった背景について、「まさに渋谷系のバックグラウンドにはイタリアのカルチャーがあった」とも。


クルマだけではない、映画、音楽、ファッション、そしてライフスタイル…アルファ ロメオが長年にわたってカルチャーと響き合ってきた理由が、3人のトークから浮かび上がった。


JUNIOR Ibrida Sport Speciale は「自分の感性」で選ぶ1台



イベントを通して繰り返し語られたのは、「正解ではなく、感性で選ぶ」という価値観。


黒川進一BHが掲げる「アンチ・コモディティ」。


斎藤工が映画で向き合う「矛盾」。


田中知之Pが語るイタリア映画音楽の自由な解釈。


一見すると別々のカルチャーに見えるものが、アルファ ロメオという存在を通じてひとつにつながっていく―――。


――― JUNIOR Ibrida Sport Speciale は、クルマを「移動するための道具」だけではなく、自分自身の美意識や感性を映し出す存在として楽しみたい人に向けた、140台限定の特別な JUNIOR。


他人の評価や「正解」に合わせるのではなく、自分の目で見て、自分の手で触れ、自分の感性で選ぶ。


そんなアルファ ロメオの世界観を、いまこそ実車で確かめてみて。



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