

梨(なし)の生産量・栽培面積・産出額ともに全国1位をずっとキープしてるのが、千葉県。
「ふなっしー」で知られる船橋だけじゃない。長生郡 一宮町や、岬町(現いすみ市)、白井市、八千代市なども名産地として知られ、梨好きが夏の千葉県産梨シーズンを待ち望んでいる。
千葉の梨は甘くみずみずしく香り高い味わい

生産量・栽培面積・産出額ともに全国トップの千葉県産 梨 は、みずみずしくて、香り高い味わいで、甘いのが特長。
千葉県は、江戸時代から続く“日本なし”の生産地で、長い歳月をかけて培ってきた栽培技術によって確立した各品種が夏を彩る。
チーバくんの背中・お尻あたり、房総半島南部は、温暖な気候と豊富な日照時間、水はけの良い土壌(関東ローム層)に恵まれて、ここで育つ「幸水」(こうすい)「豊水」(ほうすい)「新高」(にいたか)は代表的な品種に。
千葉 一宮町 岬町の梨が“最速”


このなかでも、千葉県内で最も早く出荷が始まる品種が、千葉県 長生郡(ちょうせいぐん)一宮町(いちのみやまち)と、 岬町(みさきまち)で収穫された幸水「ながいき梨」。
毎年、関東で最も早く出荷される「献上梨」「高級梨」として“梨通”が注目するこの「ながいき梨」をはじめ、千葉県産の梨が7月下旬から市場へ出回り、豊水、あきづきと、品種を変えながら10月までその“旬”を楽しめる。
千葉梨 初競り 10kg 1万円!


そんな“梨ファン”“梨通”“初物好き”が注目する千葉県 一宮・岬梨組合(JAグリーンウェーブ長生)の幸水「ながいき梨」が、きょう7月24日、東京 大田市場で朝7時に初競りにかけられて、多くの仲買人が集結。
激しい競りのなか高値で競り落としたされた梨は、10kg(20玉)1万円の値をつけた。
果物専門店や大手スーパーで800円前後


きょう競り落とされた千葉県産 幸水「ながいき梨」は、半年前から待ち望むファンが待つ、首都圏の百貨店、果物専門店、大手スーパーで「1個800円前後で販売される」というから、ロマン♪
「ことしの梨は空梅雨で水が少なかったんですけど、農家さんの努力もあって、とても大きく甘く育っています」(JAグリーンウェーブ長生 井上雄太さん)
―――酸味が少なく強い甘み、シャキ感や果汁もたっぷりでジューシーな千葉県産の梨。
多くのファンが“夏の到来”として待ち望む、千葉県産の梨を、いまこそ家族みんなで体感して、初秋まで梨の多彩さを体感してみて。
