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ここは島根県 吉賀町の山あいにある、美しい段々田んぼをみせる大井谷棚田(おおいだにたなだ)。
JR山口線 津和野駅からクルマで40分、中国自動車道 六日市ICから25分で、自然が織りなす“段々美”のなかでぼーっとできる。
600年の歴史、津和野藩主への献上米
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大井谷棚田は、室町時代から藩政時代に築かれたもので、古いものでは約600年の歴史がある。
“耕して天に至る”の言葉のように、山の斜面を等高線状に開墾された棚田が織り成す景観は、農村の原風景として、感動すら覚える。
当時、ここで収穫されていたお米は、津和野藩主への献上米とされ、昔からとても美味しいことで有名。
630枚の石積み田んぼを展望台から
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室町時代から江戸時代に築かれた大井谷棚田は、600年もの間、幾度の積み直しや補修を重ね、現在630枚の石積みの田んぼで構成されている。
Google マップでは、「大井谷棚田」で検索すると、その位置がわかる。さらに「大井谷棚田 展望台」とマップ検索すると、棚田のすぐ南に展望台があることもわかる。
そんな大井谷棚田が、この冬、さらに幻想的な“段々美”を映し出す。
それが、灯火2800本 希望の灯ライトアップ
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大井谷棚田を、棚田を染める幻想的な灯火2800本の希望の灯でライトアップ。
2025年1月下旬までの期間限定ライトアップは、15分間隔で4色(赤・金・青緑・紫)に変化するライトが、風景をやさしく暖かく照らし出してくれる。
点灯時間は「薄暮から4時間程度」というから、津和野や六日市でおいしい“地元ごはん”や、温泉に浸かりながら、トワイライトタイムに棚田に行ってみて。
◆しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/
◆津和野町観光協会 ゆ〜うにしんさい
https://tsuwano-kanko.net/
◆吉賀町観光協会
http://yoshika-kankou.jp/
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