
ベトナム ICTリーディングカンパニーで、Preferred NVIDIA Cloud Partner(NCP)の FPTコーポレーションは、日本国内で NVIDIA Tensor Core GPU H200 クラウドサービス「FPT AI Factory」を始動。先行予約を開始し、2025年2月15日から運用させる。
「FPT AI Factory」発表会には、FPTジャパンホールディングス ド・ヴァン・カック 代表取締役社長、FPTコンサルティングジャパン グエン・フウ・ロン CEO、FPTスマートクラウド レ・ホン・ヴィェト CEO、SCSK 小峰正樹 プロダクト・サービス事業グループ長らが登壇し説明した。
AI開発を大幅時短

NVIDIA と包括的戦略的パートナーシップを結ぶ FPT が展開開始する、NVIDIA H200 Tensorコア GPUクラウドサービス「FPT AI Factory」は、数千基の NVIDIA Hopper GPU と次世代 GPU を搭載し、最新AIソフトウエア群 NVIDIA AI Enterprise と組み、GPUクラウドサービス「FPTインフラストラクチャ」、AIモデル構築や事前トレーニングなどの「FPTスタジオ」、ビジネス知識や文化にもとづいた多言語対応「FPT AIエージェント」「FPT AI推論」などで構成される。
この構成群で、スケーラブルで機密性の高いスーパーコンピューティングと、高度な AI テクノロジーをゼロから開発し、市場投入までの時間を短縮。リソースとプロセスを迅速に管理し、総所有コスト (TCO) を最適化できる。
FPT AI Factory 4つの優位性

発表会では、この「FPT AI Factory」の優位性について、次の4つをあげていた。
◆一流の AIインフラストラクチャ―――最先端のNVIDIA GPUを搭載した強力なスーパーコンピュータにアクセスし、即時プロビジョンとスケールを可能とし、あらゆるユースケースに対応できる。
◆多様で手頃な価格の製品とサービス―――すぐに利用できる多様なAIサービス・アプリ・ソリューションをラインナップし、リーズナブルな価格帯であらゆる規模のビジネスにも対応する。
◆合理化されたリソース管理―――予測可能で最適化されたリソース管理で、総保有コスト(TCO)を最大45%削減できる。
◆組み込みのセキュリティとコンプライアンス―――エンタープライズ向けの保護により、データの主権と安全性を確保し、AI/MLを安全に運用できる。
先行予約特典も

FPTジャパン「FPT AI Factory」発表会では、4つの先行予約特典も伝えた。
◆特別料金でFPT AIインフラへの優先アクセス
◆NVIDIA技術で強化された「FPT AI Factory」のプレミアム機能体験
◆クラウドクレジットを獲得しAI製品・クラウドサービスの全ポートフォリオが利用可能
◆経験豊富な AI & クラウド専門家とエンジニアによる個別コンサルティング
―――いよいよ本格始動する FPTジャパン「FPT AI Factory」の詳細は、公式サイトをチェック↓↓↓
https://aifactory.fptcloud.jp/
国内17拠点、従業員3,800人

日本市場で約20年の経験を持つ FPTジャパンホールディングスは、2024年に国内17拠点、従業員は3,800人に。
日本を戦略的成長市場と位置づけ、コニカミノルタとの合弁事業、エル・ティー・エスへの投資やエヌ・エイ・シーの M&A など、積極的に事業拡大を図っている。
国内ではとくにレガシーシステムのモダナイゼーションにおいて AI技術を活用し、エンドツーエンドのソリューションを展開し注目を集めている。
