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産業能率大学 サッカーMF 猪狩祐真が J2ジェフ千葉へ! J1昇格めざし「すべての人に感謝、プロ1年目から2桁ゴール狙う」「技術で証明したい」


神奈川県の名山、丹沢山をのぞみ、広大で豊かな敷地に勉学・スポーツの環境がととのう学び場―――産業能率大学 情報マネジメント学部 湘南キャンパス。

この文武両道の環境を自ら選び、サッカー部の戦力として1年次から活躍し、2023年シーズン14得点を決め、サッカーJ2 ジェフユナイテッド市原・千葉 特別指定選手内定を決めたのが、猪狩祐真(いがりゆうま)。

川崎フロンターレU-15、日本大学藤沢高校、産業能率大学(在学中)、そしてジェフ千葉へとステップを駆け上がる猪狩祐真は、いまの意気込みを聞いた。

「すべての人に感謝」

「いま、こうしてスタートラインに立てたのは、家族をはじめ、産業能率大学の先生方、トレーナー、そしてチームの仲間たち、さまざまな人たちのサポートがあったからこそです。

支えてくれたすべての人に感謝しながら、さらに自分自身を鍛え上げ、磨き上げて、プレーで表現したい」(猪狩)

「プロ1年目から2桁ゴールを狙う」

「僕の強みは足元の技術です。身長は他の選手たちより小さい(167cm)ですが、小さいからこそ技術にこだわりながら、ゴール前でのチャンスポイントを確実に得点につなげて、自分でゴールできる勝負強さをアピールしたい。

プロ1年目から2桁ゴールを狙っていきたい。ジェフの戦力となる一員として、1試合でも多くチームに貢献していきたいと思います」(猪狩)

「技術で証明したい」

「自分が出場する試合は、数字にこだわりながら、『小さいながらも技術があれば第一線で戦える』ということを自ら証明したい。

これからプロサッカー選手をめざす子どもたちにも、プレーでその思いを伝えたいと思います。

そして、日本代表選手として世界の強豪と戦っていきたい。一流選手をめざして、みなさんの期待に応えられるよう、がんばります。これからもよろしくお願いします」(猪狩)

―――そう語る猪狩祐真に、産業能率大学 サッカー部 小湊隆延 監督は、こう期待を込める。

「ジェフJ1昇格を実現してほしい」

「私と猪狩選手との出会いは、彼が高校3年生の夏休みでした。本学サッカー部と練習試合したときに、小さい身体ながら小気味よく馬力がある10番を背負った選手が、猪狩選手でした。

猪狩選手が自ら『産業能率大学に進学したい』と申し出てくれて、本学を選択してくれるのにびっくりした思い出があります。猪狩選手のお兄さんが本学サッカー部に所属していたこともあり、本学で勉学とサッカーを両立させるという気持ちで入学したと思います。

そんな猪狩選手は昨季14得点を決め、2部リーグに所属する本学サッカー部の原動力になってくれたことは、財産です。

彼といっしょに走ってきた仲間たちが奮闘している姿を見て、チームの結束力もアップしていることも実感しました。

また、ジェフユナイテッド市原・千葉では、JFA・Jリーグ特別指定選手にも選ばれたので、J2試合に出場し即戦力として活躍できるよう、がんばってほしいです。

まさにここがスタートライン。ここから険しい道が待っています。ここまで支えてくれたいろいろな人たち、そして本人の努力を無駄にしないよう躍進し、“ジェフJ1昇格”を実現してほしいと思っています」(小湊 監督)

―――続いて産業能率大学 情報マネジメント学部 小柴達美 学部長も、こうエールを送る。

「人材・戦力としてつなげたい」

「コンテンツビジネス、スポーツマネジメント、デジタルビジネスデザイン、ビジネスマネジメント、マーケティング企画の5コースで構成する情報マネジメント学部は、経験豊富なスタッフたちが学生と伴走し、学位授与方針に定める到達目標を達成しマネジメント力を発揮して社会のさまざまな分野において活躍する人材を育成しています。

猪狩選手は14ゴールを決め、得点ランキングも1位。今シーズンも善戦し、チームを上位へと導き貢献しています。

今後は、本学サッカー部で鍛えたスキルをさらに磨き上げ、ジェフユナイテッド市原・千葉で輝かしい活躍をみせてくれることを期待しています。

同時に、本学の下級生・後輩たちが猪狩選手に続くように、人材・戦力としてつながっていければとも思っています」(小柴 学部長)

―――そして、猪狩を即戦力として迎い入れたジェフユナイテッド市原・千葉 鈴木健仁ゼネラルマネージャーは、こう期待を込める。

「即戦力となる大卒MFを獲得したい」

「猪狩選手が、2025年シーズンのジェフJFA・Jリーグ特別指定選手に内定したことは、クラブとしてもうれしく思います。

ジェフでは、斉藤和夫スカウト担当とともに、非常に多くの高校生・大学生 選手の試合などを視察し、ジェフ加入候補をリストアップしてきました。

2025シーズンは、即戦力となる大卒ミッドフィルダー(MF)を獲得したく、高い強度でプレーでき、走力、アタッキングサード、クオリティを発揮し得点につなげられる選手として、猪狩選手を一番手として選出しました。

ここまで支えてくれたすべての方々への感謝の気持を忘れずに、多くの人に勇気や喜びを届けられるような選手になってほしい。

ジェフのプレースタイルに合った猪狩選手が、ジェフJ1昇格に貢献してくれることを期待しています。

J1という舞台でいっしょに戦っていくことを楽しみにしています」(ジェフ 鈴木 GM)

―――最後は、ジェフユナイテッド市原・千葉 斉藤和夫 スカウト担当が、こう激励した。

「最低10年は第一線で活躍してほしい」

「猪狩選手の足元の技術は、川崎フロンターレU-12 / U-15のころから“彼の強み”だと一目置いていました。

“点も取るし、点につながるパスも出せる・受けられる”という印象で、ジェフへ来てほしいと思いました。

足元がうまい選手はいろいろいるなかで、彼は突出していた。猪狩選手の技術こそ、いまのサッカーでは必要なところ。

小さいけどパンチ力とキック力のあるパワーを持っていて、なかなか蹴れらないところでも彼はしっかり蹴っていける。

大卒の22歳でチーム入りして、最低10年は第一線で活躍してほしい。

私が彼に伝えたいのは、『単なるプロ選手ではなく、一流選手になること』『一流選手にならないとこのサッカー界に入っても何も残らない』ということです。

得点を決めて勝たなければならないシーンで決められないと、プロの世界は天と地の差が出てしまう。一流選手になれるよう、猪狩選手に期待しています」(斉藤 スカウト)

―――神奈川県の産業能率大学から、ジェフ千葉へ。これまで培った技術をさらにブーストさせ、ジェフ千葉を再びJ1へ昇格させる戦力の一翼を担う猪狩祐真の華麗なプレーを早く観たい。

◆産業能率大学 オープンキャンパス
https://www.sanno.ac.jp/exam/event/opencamp/index.html

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