日本近代社会の創造者 渋沢栄一が肖像に選ばれ、偽造防止技術やユニバーサルデザインで仕立てられ、いよいよきょう7月3日から世に出回り始めた新一万円札。
渋沢栄一の生まれ故郷、埼玉県深谷市は、朝からテレビでその盛り上がりが中継され、地元の銀行窓口には多くの行列が。
そんな渋沢栄一のふるさと深谷市にキャンパスを構える埼玉工業大学も、全国の路線バス事業者や自動運転システム開発陣が注目する大学研究教材スクールバスで新紙幣誕生と地元を盛り上げる。
自動運転バス体験ツアー7/3.6.7 開催!
埼玉県深谷市に本社をおき路線バスを運行する深谷観光バスは、埼玉工業大学 自動運転技術開発センター(センター長:副学長・渡部大志教授)が開発した自動運転AIバスを活用し、渋沢栄一「知って・学んで・得して」自動運転バス体験ツアーを開催。
運行日は7月3・6・7日の3日間。各日、9時と13時に出発の1日2便を運行。
深谷市役所 西側玄関付近を観光バスで出発し、渋沢栄一記念館で埼玉工業大学 自動運転AIバスを体験、中の家、鹿島神社、尾高惇忠生家などをめぐる3時間30分のツアーで、歴史専門ガイドが添乗し、参加費は1000円。988演奏等のお土産付きというから、お得。
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全国が注目する“生きた大学教材”
全国の自動運転バス実証実験に駆り出される埼玉工業大学 スクールバス(日野レインボーIIベース)は、既存の路線バス車両に同大学が開発した自動運転AIシステムを“後付け”することで自動化した“生きた大学教材”。
路線バスとして営業運行できるよう、緑ナンバー(業務用)を取得し、AIによる障害物の検知(識別・分類)機能を強化・アップデートしながら、複数 LiDAR・カメラ画像情報をディープラーニング(深層学習)、AI認識しながら障害物を回避して走っていく。
埼玉工業大学は、埼玉県先端産業創造プロジェクトのスマートモビリティ実証補助に2年連続で採択され、令和3年度埼玉県デジタル技術活用製品開発費補助にも採択された。
自動運転AIスクールバスの開発には、これら埼玉県の補助と地元専門ファクトリー「ミクニライフ&オート」の技術協力によって、産学官連携で実現している。
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