思いついた人天才か！大海原を割るモーゼの力がポーチになったらしい

持ち歩けるファッション小物、例えば財布やポーチにおいて、「人と被らないデザイン」というのは大きな魅力の一つです。最近はユニークなアイテムがたくさんあり、女性の間ではちょっとした話の種にもなりますよね。

今回ご紹介するのは、そんなちょっと変わったデザインが話題になっているポーチです。「あ〜これは思いつかなかったわ〜」と一本取られた気分になってしまうこと間違いなしなんです。

そのポーチというのがこちら。



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「ん？おじさんが逆さまに吊るされてるだけだけど？」

たしかにそうなのですが、これにはある仕掛けが隠されているんです。おじさんチャームで、海の柄のポーチをジジジっと開けると・・・。

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「海よ、開け〜！」

海が真っ二つに割れ、道が現れました！



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勘の優れた人はもうお気づきかもしれませんが、こちらのポーチは「モーゼの奇跡」をイメージして作られたポーチなんです！

モーゼの奇跡とは、旧約聖書に出てくる物語。

エジプトで奴隷として使われていたヘブライ人たち。指導者モーゼはそんなヘブライ人たちを率いて、エジプトを脱出しようと試みました。エジプトの王様は、彼らを許すはずもなく軍隊を差し向けて彼らを追わせます。そして軍隊からモーゼたちが逃げ行く先には、大海原が待ち構えていました。先には進めないと諦めた矢先、モーゼが手を振り上げると海が真っ二つに分かれ、道が出来たのです。全てのヘブライ人がその道を渡りきると、海は元通りになり、軍隊は全員海で溺れ死にました。

まさかポーチの開閉で、モーゼの名シーンを再現してしまうとは。逃げ後れた魚たちまで描かれています。

これは手に入れたら、何度も開け閉めしたくなってしまうに違いありません！



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そしてこのポーチにはもう一種類、同じく旧約聖書の「ノアの方舟」をイメージして作られたポーチもあるんです。

ノアの方舟は、同じく旧約聖書に出てくる物語。

ある日人類に怒った神様は、世界を大洪水させて絶滅させようとしました。しかしその中で唯一勤勉だったノア一家にだけ、大洪水が怒ることを知らせ舟を作らせます。その際、神様は動物たちのつがいをその舟に乗せることを指示。そして実際に大洪水は起こり、ノアの方舟に乗ったノア一家と動物たちだけが助かりました。世界が大洪水に見舞われたあと、なかなか水は引きません。何か手がかりを掴もうと、ノア一家は鳩を飛ばしました。しかしその鳩は宿り木を見つけられず、すぐに戻ってきてしまいます。それでもめげずに鳩を飛ばし続けた結果、ある日鳩がオリーブの枝を持って帰ってきました。それは、世界から水が引き始めている証拠でした。

オリーブを咥えた鳩がポーチの上を飛んで行くと・・・。



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中からつがいの動物たちが(ﾟoﾟ)

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鳩がオリーブを持って帰ってきたのは、希望の象徴。そのシーンがポーチのチャックで再現されているなんて、なんだか素敵ですよね！中から覗く動物たちも、とってもキュート♪

このユニークなポーチを作ったのは、妄想工作所所長の乙幡啓子さん。他にもユニークなアイテムをたくさん生み出しているアーティストです。

実はこのノアとモーゼのポーチは、まだ商品化されていません。「ユーモア 妄想商品化道場」というユニークな商品を投票で商品化するかしないかを決めるサイトで、ただいま投票を受け付けています。すでに17000票を突破しているので、これは商品化される可能性が高くなってきました。ぜひ商品化を！という人は、サイトで投票してみてください♪

投票受付サイト：妄想商品化道場

ホームページ：妄想工作所