歌手の木村カエラさんが、およそ10ヶ月ぶりに新曲を発表。彼女の『心の中』を表現したミュージックビデオが斬新だと話題を呼んでいます。
カエラさんの『心の中』へご招待?
これが新曲『BOX』のテーマ。本当はやりたいことがあるのに、我慢したり、諦めたり、それが『ゴミ』となって心の中に溜まっていってるのではないか?
心を『箱』に例え、大人になって慣れてしまったそんな姿勢に疑問を投げかけます。
https://www.youtube.com/watch?v=pY-ozJ2Tr2A
CTスキャンで、カエラさんの内部を
ミュージックビデオの撮影セットでは、螺旋状の大きな染色体のオブジェを配置するなど、カエラさんの体の中をイメージしています。
さらに、カエラさん自身の体内をCGにしたものが、ミュージックビデオで使用されています。
アーティストが自身の内部を公開する…これはMVでは今までなかった試みかもしれません。
新世代ノートPCがクリエイティブを後押し
CGの作成に協力したのは、医師の瀬尾拡史さん。カエラさん自らCTスキャナーに入り、彼女自身の心臓や骨など、体内のデータを取り込みました。
そのデータをもとに、CGが作成されています。医学とアートが融合した作品になっているんですね!
撮影現場では、マイクロソフトの新世代ノートPC、Surface Book で作成したCGのモデルをアーティストや映像作家と確認。パワフルでありながら持ち運びできるサイズで、タブレットとしても使え、さらにタッチや付属のペンでの操作もできるので、どんな場面でもクリエイティビティを発揮できそうです。
アーティストとクリエイター、そして最新のテクノロジーの融合により完成したミュージックビデオがこちらです。歌詞に込められたカエラさんのメッセージが、鋭く伝わってきます。
『ミュージシャン・木村カエラ』の内部をCGで表現した『BOX』のミュージックビデオ。この奇抜な表現を生み出したのも、創造力に応えるツールがあってこそではないでしょうか。今後も新しいテクノロジーを活用した作品が世に出てくるのが待ち遠しいですね。
なお、このプロジェクトの詳細は、『INSIDE KAELA — Created on Surface Book』で確認することができます。木村カエラさんのCG画も見ることができますよ。