熊本を中心に発生した地震によって、現在も避難を強いられている方がたくさんいます。
自衛隊などによる救助活動や物資供給によって緊急を要する状況は徐々に改善されていますが、今深刻な問題の一つとなってきているのが、エコノミークラス症候群。
避難所のわずかなスペースや車中で避難生活をしている方は長時間同じ姿勢を取らざるを得ないので、エコノミークラス症候群発症のリスクが高まるのです。
一体どうすれば発症を防げるのでしょうか?今回は、Twiiterに投稿された防止エクササイズをご紹介します。
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twitter.com@ONE_KUMAMOTO
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【拡散希望】
《エコノミー症候群対策》熊本県では車移動が主な上に、交通渋滞により長時間の運転が目立ちます。
さらに連日の車内泊等の問題があります。
予防にお役立て下さい。#1_kumamoto#prayforkyushupic.twitter.com/rircnN8Jcq— 1 KUMAMOTO (@ONE_KUMAMOTO) 2016年4月19日
この「エコノミークラス症候群防止エクササイズ」は、平成生まれの熊本出身者を中心とした熊本地震の支援団体「1 KUMAMOTO」が制作したものです。
この画像が公開されると、熊本市長や芸能人など影響力を持つ人たちが拡散をしたのです。
【車中泊の皆様へ】エコノミークラス症候群を防止するためエクササイズをして体を動かし水分を取り予防に努めて下さい。画像はフォロワの方からご提供頂きました。参考にして下さい。 pic.twitter.com/RZYPdpc8Gh— 熊本市長 大西一史 (@K_Onishi) 2016年4月19日
エコノミー症候群に気をつけてください。
足のマッサージ、足首のマッサージ、ストレッチなどしっかりしてください! pic.twitter.com/72438mWdos— ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) 2016年4月19日
SNSは危険性やマイナス面がワイドショーなどで報道されることがよくありますが、使い方ひとつで素晴らしいツールになるということが再確認できますね。一人一人の小さな力が大きな力へと変わっていくのを実感します。
また、このエクササイズは、震災の被災者の方だけでなく長時間の移動をする方やデスクワークの方にも有効です。この防止エクササイズが多くの人に広がることを願います。