「雰囲気」は何と読むでしょうか? 「ふいんき」は実は間違い。正しくは「ふんいき」と読みます。このような読み方が間違ったまま広がってしまった言葉を紹介します!
輸入(しゅにゅう)
意味:外国から貨物を買い入れること。
「輸」とよく似た「諭(ゆ)」の影響で「ゆにゅう」と間違って読まれるようになり、明治時代以降定着しました。
「輸入」の正しい読みって、「しゅにゅう」なんだぜ。知ってた?
—Ink (@Ink_Virtue) February 27, 2014
消耗(しょうこう)
意味:使って減らすこと。また、使って減ること。「耗」のつくり「毛(もう)」に引っ張られて、「しょうもう」と読まれるようになりました。
消耗が『しょうこう』やったのに耗の字につられて『しょうもう』で広まったんやったら、訃報も『とほう』で広まっていいと思う
—ゆう (@you_bookman) January 11, 2015
間髪を入れず(かんはつをいれず)
意味:ほとんど間を置かず、すぐに。
「間・髪をいれず」と区切る言葉で、「間(あいだ)に髪の毛ひとすじを入れるすき間もない」が由来です。「間髪」という言葉があるわけではありません。
某ラジオ局のレポーターが「間髪を入れず」を「かんぱつをいれず」と連呼していましたが、正しくは「かんはつをいれず」ですよ。
—gaecen ueno (@gaecen) June 13, 2014
捏造(でつぞう)
意味:本当はない事をあるかのように偽って作り上げること。
「捏」は「でつ」と読みます。「でっちあげ」は「捏(でっ)ち上げる」が元になっています。
もし仮に日常会話で「でつぞう」なんて言っても「捏造」のことだと判る奴なんていねーよ。
—かんにょ「おジャ魔女どれみ19」 (@kittodekiru9306) February 17, 2015
独擅場(どくせんじょう)
意味:その人独りが思いのままに活躍できる場・局面。ひとり舞台。
元々の読みは「どくせんじょう」でしたが、「擅(せん)」と「壇(だん)」が似ていることから、「どくだんじょう」と読まれるようになり、漢字も「壇(だん)」が一般化しました。
「擅」って字が「壇」と似てるから間違って定着しちゃったんだよね。「擅」の訓読みは「ほしいまま」で独りで擅にする場で「独擅場(どくせんじょう)」だけど今じゃ「独壇場(どくだんじょう)」が一般的だものね。
—カズヒロ (@KAZUHIRO7538) September 10, 2015
堪能(かんのう)
意味:深くその道に通じ、すぐれていること。
「足る」が名詞化して「足んぬ」に。これが転じて「たんのう」になり、「堪能」が当て字になりました。ちなみに、「料理を『堪能』する」という使い方をする時は「たんのう」と読みます。
かんのう で 堪能 が出ない我がスマホ氏
—Ardis (@ardisrefira) March 25, 2015
杏仁豆腐(きょうにんどうふ)
意味:中国発祥のデザートのひとつ。
中華街でも「毎回訂正するのも面倒」と言うことで、「あんにんどうふ」と呼ぶようになったそうです。
杏仁豆腐って読み方ほんとうのとこ、「きょうにんどうふ」だってwwwあにんどうふのほうが可愛いよね。
—とが松 (@zyu_goya) September 14, 2015
惨敗(さんぱい)
意味:さんざんに負けること。散々な負けかた。
しっかり参拝してきたぜ!さんぱい で惨敗 にも変換できるんですね(笑)巫女さん美人でした(´∀`)
—こぷたー (@copter40) January 1, 2012
呂律(りょりつ)が回らない
意味:舌がよく動かず言葉がはっきりしない。
雅楽の「呂(りょ)」と「律(りつ)」の音階が合わないことが元になっています。
“呂律 <りょりつ>” を “ろれつ” と読んだ人は, 呂律が回っていなかったのかも.
—襖屋石蔵 Ishizo FUSUMAYA (@shz_fsmy) February 24, 2014
一段落(いちだんらく)
意味:物事が一区切りして片付くこと。
「一仕事」「一芝居」「一区切り」など、「ひと」と読む漢字の影響で「いち」と読まれるようになりました。
職場で一段落をひとだんらくって読み間違えたのを指摘されて「あーたしかに、いち段落したら全て焼き払ってやる!ってムスカも言ってましたしね」って返したの我ながらいいジブリ通アピールだなって思いました。
—あんこみ (@uncomi) June 4, 2015
依存心(いそんしん)
意味:人に頼る気持ち。
「依存」は「いぞん」と読みますが、「依存心」の「依存」は本来濁りません。
「依存」は「いぞん」なのに何故「依存心」は「いそんしん」で濁らないのだろう。
—梶尾真治@「猫の惑星」PHP研究所 (@kajioshinji3223) May 9, 2015
松阪牛(まつさかうし)
意味:但馬牛の他、全国各地から黒毛和種の子牛を買い入れ、三重県松阪市及びその近郊で肥育された牛。
「まつざかぎゅう」ではありません。「米沢牛」「前沢牛」などは「ぎゅう」と読みます。
【漢字間違いで再投稿】多くの方がご存知かと思いますが色々リプをもらいさらに松阪牛 まつさかうし(ぎゅうもあり?) という事を教わりました。 まつざかぎゅう だと思って38年生きてきましたがショックです。濁点に気をつけましょう!
—永谷敬之(ナガッチョ) (@Infinitedayo) October 22, 2015