11月30日、ゲゲゲの鬼太郎などで知られる水木しげるさんが93年の人生に幕を閉じました。
ホームセンターで買ってきた寄せ植え用ミニ観葉植物を「美しいね・・・」と愛でる水木しげる。森の精のような1枚になりました! pic.twitter.com/sOeuVzIJ6f
—水木プロダクション (@mizukipro) September 30, 2015
偉大すぎる漫画家の訃報に日本中が悲しみに包まれるかと思いきや、ネット上ではこんなことに。
水木先生の訃報、半日どころか数時間で完全に大喜利モードになってて、しかもそれが別に不謹慎な雰囲気になる訳でもなく「あちらへの取材旅行、行ってらっしゃい!」というムードで包まれてるのは本当流石の人柄だし、死して尚みんなに笑顔を提供できるって常人には中々できる事じゃないから凄い。
—磨伸映一郎@水曜(東)A39b (@eiitirou) November 30, 2015
どうやら、ファンが水木先生を笑って送り出そうと、粋な追悼コメントによる大喜利を開催している模様です!
1. 妖怪「ミズキシゲル」
水木しげる先生がお亡くなりになったとの報告が。 ただ、あの方に関してだけは、ご冥福を、とか、御霊の安らかならんことを、とかいうのは違う気がする。 あえて「人間界でのお仕事、お疲れ様でした」と申し上げたい。 妖怪「ミズキシゲル」は、きっとまだ、何処かでマンガを描いているのだ。
—びぜん@備前屋 (@vzenya) November 30, 2015
2. 死神との再会
死神「お迎えにきましたよ、先生」 先生「おやまぁ、南方戦線以来だね。で、僕はどっちに連れてかれるの?」 死神「だいたい予想ついてるデショ?地獄ですよ」 先生「あらま、カミさんに苦労かけたせいかね?」 死神「違いますよ。地獄の妖怪たちが先生のサイン欲しがってるんです」
—芳川南海 (@ryokuhatudoumei) November 30, 2015
3. 妙に想像がつく
水木先生は亡くなったというより、妖怪の世界に招かれたのだ、と思いたい どこかうっそうとした森に小さな祠を建てて 原稿用紙とお供えのおまんじゅうをおいといたら お供えがなくなってて時々鬼太郎の新作原稿が祠にぶら下がってそうな
—平野耕太 (@hiranokohta) November 30, 2015
4. 夜は墓場で運動会♪
「水木先生のご冥福をお祈りします」と言うのが筋なんだろうが、案外本人は楽しく墓場で運動会とかしてそうだから困る。
—大刀・ザ・スラッシュダーク (@DAIGATANA) November 30, 2015
5. 閻魔さまも大ファン
俺の中で鬼灯が「本日は水木しげる先生がいらっしゃいます。閻魔大王、くれぐれも失礼のないよう丁重に扱ってください。さもなくば貴様の命はないと思え」って言いながら秘蔵の初版墓場墓場鬼太郎と油性マジック持ってる
—キースケ (@Ki_suke_) November 30, 2015
6. 先生のお墓
物凄く楽しげなお墓も用意されてたし、向こうでも楽しく過ごされることでしょう。 ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/FsO0HS0XmE
—すけきよ@C89水曜日 東モ03a (@foxing_on_paper) November 30, 2015
さらにこれを受けて、水木先生ならではの秘蔵エピソードをツイートする方も。
90年代中頃に、水木しげるさんの妖怪カレンダーのデザインをした時に、小さい妖怪がいろんなところにいるデザインだったのですが、その頃はまだ版下時代で、色校正が出たら、誰もデザインしていないところに座敷童子が刷られていて、印刷の製版の人もなぜかわからないと言っていて、(つづく)
—秋山具義 (@gugitter) November 30, 2015
(つづき)担当が水木しげる先生に聞いたら、「そういうことは、妖怪の仕事してるとよくあるよ」とサラッと言っていたそうで、スタッフみんなでお祓いに行った思い出があります。 水木しげる先生、ご冥福をお祈りします。 素晴らしい作品をたくさんありがとうございました。
—秋山具義 (@gugitter) November 30, 2015
怖い話のはずなのに、水木先生だとなぜだか笑顔になれるお話になってしまいますね(笑)。
水木しげる先生、たくさんの感動と笑いをありがとうございました!
アイキャッチ参照:Amazon/ゲゲゲの鬼太郎 音楽編