株式会社ビバリーから発売されている「やわらかブロック」という名前のブロックをみつけました。「知育シリーズ」とか「対象年齢4歳以上」などと書かれています。対象年齢が4歳以上ということは、10歳でも20歳でも、いいえ30歳以上でも良いということです。このブロックを組み合わせていくと、写真のようにヘリコプターや動物を作ることができるらしいのです。どうしても欲しくなりお取り寄せをしてしまいました。
袋の上から見ただけでははっきりとわからなかったので...。
袋には152ピースと印刷されています。袋の上から見ると、どうやらその152ピースがやわらかなシートの中でつながっていて、自分で取り外していくように見えました。袋の中には出来上がった作品の写真が印刷されています。しかし、この黄色と青色のシートについているピースだけでこんなにたくさんの作品をつくることができるのだろうかと思いました。ビバリーの公式サイトに、お問い合わせができるページがあったのでお問い合わせをしてみました。
なんと黄色と青色のシートの下に、あと2枚のシートが入っているとの返事を受け取りました。20歳も30歳もとうに過ぎている筆者ですが、どうしても手に入れたくなりビバリーの商品を扱っている書店へと向かいました。その書店にお願いをして取り寄せてもらいました。入荷の連絡をもらってすぐに受け取りに行きました。
袋の中に組み立て方に関する説明書は入っていません。
袋の中には4枚のシートについている152のピースが入っているだけです。作り方の説明書は入っていません。すべて自分で考えて作るのです。説明書なしで作るというのは大変です。「できないかもしれない。買わない方が良かったのかな?」なんて考えながら、下の3つを作ってみました。
慣れるまでは結構大変でしたが、作り始めると楽しくてやめたくなくなりました。こんな作品をを見ると作ってみたくなりませんか。「自分ならもっと上手く作れるぞ。」なんて思ってしまいませんか。
これが袋の中に入っていた4枚のシートです。
黄色と赤色のシート、青色と黄色のシートについているピースの形は同じです。シートはEVA素材というものでできていて、柔らかくて扱いやすいです。ピースを取り外すのも簡単です。
黄色いシートからピースを取り外してみました。
黄色いシートからピースを少しだけはずした状態です。こんな風に外れていきます。上の写真と色が違うのは、シートの位置を変えたことにより光の当たり方が変わったからです。
取り外したピースです。
シートから取り外したピースです。ただし、3つの作品を作ったピースの分は入っていません。ピースには色々な形があります。大きな円、中くらいの大きさの円、真ん中に穴があいているピースなどです。作り手のイメージ次第で色々な物を作ることができます。出来上がると、くずさないで飾っておきたくなるかもしれません。
柔らかいので、ピースの角でけがをしてしまう心配がありません。小さい子どもにも安心して遊ばせることができるし、お風呂の中ででも遊べるそうです。もちろん4歳以上であれば何歳の人でも遊べます。しかし、色々な形を使いこなして思い通りの作品を作り出すのは、子どもの方が得意かも知れません。
ピースを取り外してしまっても...。
ピースを取り外してしまった4枚のシートです。これはこれできれいだと思い残しておきました。
袋の裏側には...。
袋の裏側にはこのような厚紙が入っています。出来上がったロボットやワニなどが出ていますが、作り方の説明はありません。
どのピースとどのピースをつなぐと思い通りの形を作ることができるのか考えるのは大変です。思い通りにならなくて、イラっとすることがあるかもしれません。でも、何も準備されていないところから、自分のイメージを作り上げていく過程はただただ無心になることができます。仕事など、先にするべきことがある場合には要注意です。
以前、凹凸のある6個のピースを組み合わせて立方体を作るというパズルがありました。難易度別に6種類ありました。今では国内で購入することは困難なようですが、”難しいのに挑戦したくなる”刺激的なパズルでした。
発売元:株式会社ビバリー
購入価格:648円
発売元公式サイト:https://www.be-en.co.jp/products/puzzle.php
やわらかブロック紹介ページ:https://www.be-en.co.jp/products/detail.php?product_id=2226
説明書などはなくても自分の考えで作業を進めていくことができる人は、強く意識しなくても日頃から何かしら訓練ができているのでしょうか。知恵の輪を作って、実際に解いてみることも そのような力をつけることに役立つかもしれません。