2002年2月22日、鳴り物入りで国内販売が開始されたマイクロソフト社のゲーム機「Xbox」(エックスボックス)。その後「Xbox360」「Xbox One」「Xbox seriesX/S」と進化を続けるも、日本国内では「マイナーハード」というイメージを払拭できずに現在に至ります。しかし、ここにきてXboxの最新ハード「Xbox seriesS」の購入報告が目立つようになってきました。
1年近く品薄が続いている「Xbox seriesX/S」ですが……
2020年11月10日に発売された「Xbox seriesX/S」ですが、現在に至るまで深刻な品薄状態が続いていました。同じくもうすぐ発売から1年を迎える「PlayStation5」も品薄状態なのですが、PS5は取り扱い店舗の多さもあって「Xbox seriesX/S」よりは入手が容易だったのかもしれません。
そんな中「Xbox seriesS」の購入報告が急激に増えてきており、特に「GEO」で大量に販売しているという声が聞かれました。
家の近くの大きいGEOに寄ったら何と!
ディスプレイ全部がXBOXシリーズS!
こんなに沢山を見るの初めて! pic.twitter.com/7stw4OIIDT— へるべあーhellbearr (@hellbearr) October 7, 2021
さらに、秋葉原のソフマップでも「Xbox seriesS」の緊急入荷があったとのツイートをされていました。ただし、「Xbox seriesX」は入荷していないようです。
XBOX シリーズS緊急入荷いたしました!!
今ならお持ち帰り出来ます♪
数に限りがございます。お早めにお買い求め下さい!#ソフマップ #XboxSeriesS pic.twitter.com/ROR2G6ZiNz
— ソフマップAKIBA ソフト館 (@sofmap_akiba1) October 10, 2021
「Xbox seriesX」と「Xbox seriesS」の主な違い
「Xbox seriesX」価格54,958円(黒)解像度最大8K
・光学ディスク有 RAM16GB 内蔵ストレージ1TB「Xbox seriesS」価格32,978円(白)解像度最大4K(アップスケール)
・光学ディスク無 RAM10GB 内蔵ストレージ500GB※その他CPUなどにも若干の違いがあります
「Xbox seriesX/S」を買うべき理由
2002年の登場以来、筆者を含めた「純粋にゲームを愛する層」からは一定の評価を得ていたXbox。しかし、マスコミの偏向報道やイメージ戦略によって、長きに渡って苦汁を味わい続けてきました。そんな「Xbox」の最新ハードを買うべき理由があるのです、それは……
「Xbox Game Pass」の存在
「Xbox Game Pass」とは、簡単にいうとゲームのサブスクリプション。僅かな年額(月額)で、メーカー発表100本以上(実際にはそれ300本以上)のゲームを縛りなしで遊ぶことが可能なのです。
「GamePass」は「ULTIMATE」「PC」「CONSOLE」の3種類あるのですが、料金とサービスは下記の通り。
「ULTIMATE」(月額1,100円)・・・XboxとPCの対象ゲームが遊び放題、GOLD(※1)会員、「EA Play(※2)」含む
「PC」(月額850円)・・・PCの対象ゲームが遊び放題
「CONSOLE」(月額850円)・・・Xboxの対象ゲームが遊び放題
個人的には、圧倒的にお得な「ULTIMATE」に加入することをオススメします!
※1:Xbox Live Gold:オンラインゲームでの対戦やゲームの割引、毎月数本のゲームが無料で提供される。プレイステーションでいうところの「PS Plus」に近いサービス。
※2:EA Play:世界最大級ゲームメーカー、エレクトロニック・アーツ社独自のゲームサブスク。世界で最もプレイされているサッカーゲーム、FIFAシリーズなどビッグタイトルも多い。
「Xbox Game Pass」で遊べるゲームって?
「Xbox seriesX/S」を買って「Xbox Game Pass」にめでたく加入……どんなゲームで遊べるのかというと、ドラクエの最新作「ドラゴンクエスト11S」もサブスクの対象となっています!最近お亡くなりになられた「すぎやまこういち先生」のサウンドを、これでもかというほどの高音質で聴くことができちゃいます。
最近セガを退社することを発表した「名越稔洋さん」の代表作でもある、「龍が如く」もシリーズを通して楽しむことが可能です。特に評価が高い「0」や最新作の「7」も、余すところなく楽しめますよ。
6月に発売されたばかりの「SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)」も、「Xbox Game Pass」なら追加料金なしで遊ぶことが可能!筆者は遊ぶ時間が取れなくて未プレイなのですが、かなり評価が高いようなので、これからゆっくりと楽しみます。
その他にも、「ドラゴンクエストビルダーズ2」や、Nintendo Switchで人気を博した「オクトパストラベラー」「塊魂アンコール」といった国産ゲームもプレイできますよ。「洋ゲー」のイメージが強いXboxですが、いわゆる「和ゲー」もしっかりカバーしております。
「PlayStation5」が手に入らないことで「Xbox seriesX/S」を購入されたという方もいらっしゃるかと思いますが、手に入れて損をすることはない「歴史に残るゲーム機」になると予想します。現在も「seriesX」は品薄ですが、廉価版という位置づけの「seriesS」は手に入りやすくなってきているようなので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
圧倒的な実力を持ちながら、長きに渡り国内では低迷を続けてきたXbox。SNSなどの反応を見る限り、ようやくゲームファンに認知され手に取ってもらえるようになってきたようです。これからも筆者は「Xbox」を応援していきます!
source:Xboxオフィシャルサイト
画像掲載元:SS.ナオキ