輪ゴムはどこの家庭にでも何本かはありますよね。常に使うというわけではありませんが、何かを束ねたりする時にあるととても便利です。しかし、輪ゴムには何かを束ねる以外にもたくさんの便利な使い方があるのをご存知でしょうか。今回は色々な使い方の中で、輪ゴムを掃除道具にしてしまうライフハックをご紹介しましょう。輪ゴムを利用すると引き戸のレールや引き戸の下に溜まったほこりを簡単に取ってしまうことができるのです。
輪ゴムで引き戸のレールや引き戸の下に溜まったほこりを取ることができます。
「引き戸って何?」なんて思っている人はいませんか。引き戸というのは、溝やレール上を滑らせて開閉する戸のことです。障子やふすまなどに使われている戸のことです。引き戸に対してドアのことを開き戸といいます。
引き戸のレールにたまったゴミを簡単に取る方法は...。
いつも掃除をしていてきれいにしているつもりでも、引き戸のレールをよく見ると写真のようにゴミが溜まっていることがあります。皆さんはこのゴミをどのようにして取っていますか。掃除機で吸い込もうとしてもなかなか取れませんね。たとえ取れたとしても、引き戸の真ん中あたりのレールに溜まっているゴミまでは取ることはできません。
ところが、輪ゴムを利用するとあっという間にレール全体に溜まっているゴミを取り去ってしまうことができるのです。
左右にある引き戸のうち、左側の引き戸の下に輪ゴムを差し込みます。輪ゴムを差し込んだまま、引き戸を前の方に移動させてみましょう。
輪ゴムは引き戸の中に引き込まれていきます。ここまでの移動でどのくらいのゴミが取れているのかを確かめてみましょう。
輪ゴムの先を指先で引っ張ってみると、確かにゴミが輪ゴムにくっついて出てきました。
指を離してもう少し引き戸を動かしてみると、さらに多くのゴミが取れました。ゴミを取るためにする作業は、引き戸を動かすことだけです。
余りにも簡単にゴミが取れてしまうので、右側のレールについているゴミも取ってみたくなりました。
右側のレールにもゴミが溜まっていますね。では、先ず引き戸の前に輪ゴムを置きましょう。
次に引き戸を動かしましょう。輪ゴムが引き戸の下に引き込まれていきます。
引き戸を前後に大きく2、3回移動したところ、輪ゴムは下の写真のようになって引き戸の下から出てきました。ゴミの量にも驚かされましたが、輪ゴムの色に衝撃を受けてしまいました。掃除前の輪ゴムの色とは明らかに異なっています。細かなゴミが輪ゴムに吸着したのでしょうか。
輪ゴムに絡みついたゴミをはずしてみました。輪ゴムの左側には、本来のゴムの色が少しだけ残っているものの全体的には黒ずんでいます。引き戸の下はかなり汚れていたようです。それにしても、このゴミを取るための作業量は殆どゼロです。とても楽です。
左右2本のレールを掃除した結果です。こんなにたくさんのゴミが溜まっているなんて考えていませんでした。輪ゴムも黒ずんでいます。
掃除が終わって確認をしてみると、最初に見えていた引き戸とレールの間のゴミがなくなっていることがわかります。こんなに簡単にレールに溜まったゴミを取り除くことができるのなら、この作業は全く苦になりませんね。
普段は、あるか無いかを意識されることが少ない輪ゴムですが、引き戸のレールのゴミを取る時には抜群の存在感を示してくれます。これはまさに輪ゴムのライフハックといえるのではないでしょうか。
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