3回目の緊急事態宣言が発令され、大阪府でも今まで以上の休業対応を余儀なくされた。感染防止という意味合いでは致し方ない部分もあるなか、だんだんと理解不能な要請が増えてきているというのも事実。一体国民はどこまで国や政府の対応を受け入れなければならないのか、そんな中、こちらの対応が衝撃的過ぎると話題だ。
無観客開催を余儀なくされたUSJ
大阪府 対策本部会議開き 緊急事態宣言に伴う措置を決定 #nhk_news https://t.co/yJtkFzFSXK
— NHKニュース (@nhk_news) April 23, 2021
さて、今月25日から来月11日までの緊急事態宣言について政府は以下のように都道府県に要請を出しているということです。
イベントは、規模や場所に関わらず無観客での開催を要請します。通院や食料品の買い出しなどを除く、不要不急の外出の自粛や、路上や公園などで集団で飲酒しないことを呼びかけます。
経済界に対しては、事業の継続に必要な場合を除いて、午後8時以降の勤務を抑制することや、防犯に必要なものを除いて、夜間の屋外の照明を消すことを要請します。
引用:NHKNews
この要請に対し困るのが、イベントなどの事業。例えば、野球観戦やコンサートなどは無観客でも放映を行うことは可能。しかし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの娯楽施設はどうしたらよいか。「無観客」で開園することは出来るのか。
結果はやはりNOで「休業」という形となった。
【臨時休業のお知らせ】
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは下記の期間、臨時休業することを決定しました。◆期間:2021年4月25日~5月11日
※状況により延長する場合があります。なお、休業期間中のチケットの取り扱いに関しては、以下よりご確認ください
https://t.co/LFxEMLEdpw pic.twitter.com/YOKex9Upmq— ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式 (@USJ_Official) April 23, 2021
これに対しネットでは「虚構新聞の上を行くようになってきた」と話題になっている。
だんだん虚構新聞の上を行くようになってきた。
『大阪府は緊急事態宣言の発令にともなって、テーマパークに対して「無観客開催」を要請する方針を示しました。』
『「無観客開催」の要請について、USJの関係者は取材に対し「意図をはかりかねている」と話しています。』https://t.co/t44b4vLBuz
— あんどう裕(ひろし)衆議院議員(自民党 京都6区 ) (@andouhiroshi) April 24, 2021
もはや一休さんの「とんちレベル」の話になってきているが、仮に無観客開催をするのであれば、どのような手法があるのだろうか。
例えば、オンラインでバーチャル体験ができる、開園している様子をライブカメラで見れる、ロボットを遠隔操作して入園する・・・等などあるが、いずれも開発費やインフラ整備など巨額の費用が発生し、現実的ではない。やはり休業したほうが被害は軽減できる・・・ということなのかもしれない。
いずれにせよ、無観客開催を要請されても従う、USJ側の配慮に脱帽だ。
参照:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン