近年、社会的に大きな問題となっているのが高齢者の運転による事故によるものではないでしょうか。中でも池袋で2019年4月に発生した暴走事故は2名の死亡、9人が重軽傷を負ったという被害の大きさもあり非常に大きな関心を集めていました。その池袋暴走事故に関して飯塚幸三被告の被告人質問が行われましたが、発言内容に対して「酷すぎる」と大炎上する事態となっています。
池袋暴走事故、初の被告人質問が行われる
元院長「アクセル踏んでいない」 池袋暴走事故、初の被告人質問 https://t.co/woaaCmSAeD
— 共同通信公式 (@kyodo_official) April 27, 2021
2019年4月に発生した池袋暴走事故に関する27日の公判で、旧通産省工業技術院の元院長である飯塚幸三被告(89)に初めての被告人質問が行われました。
アクセルを踏んでいないのに加速した。車が制御できず恐ろしく感じ、パニック状態になった」と述べ、自身に過失はないとの認識を示した
アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性がないかと何度も問われたが、しっかりとした口調で「間違えた記憶は一切ない」と否定した。
引用:共同通信
問題の事故発生時の質問に対して、上記のように答えたとのことです。
2019年の池袋暴走事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた飯塚幸三被告は被告人質問で、「ブレーキとアクセルは踏み間違えていない」と無罪を主張。遺族の松永拓也さんは「荒唐無稽な主張をされ続け、事故後、一番絶望した」と話しました。https://t.co/GAvKqoSsNw pic.twitter.com/1iummeZT0l
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) April 27, 2021
自らの過失でなく車のトラブルが原因と訴える被告に、傍聴した遺族は公判後「真実を述べてくれると思ったのに……。荒唐無稽な主張だった。事故の後、一番絶望を感じた」
引用:朝日新聞
上記の被告人質問に関して、朝日新聞からは上記のように遺族が強いショックを受けていることも報じられています。
「矛盾してる」「人死なせてることわかってるのか」と大炎上へ
この被告人質問に関して、ネット上で批判が殺到し大炎上する事態となっています。
①事故現場までアクセルに全く異常なく移動
②アクセルとブレーキランプが突然故障し、暴走が始まる
③事故大破後、なぜかアクセルとブレーキランプが正常に直る(後の捜査と検証で判明)被告の言い分を仮に認めると、こういう展開になるんだけど、こんなん天文学的確率でしょ…
— ricebear (@ricebear2017) April 27, 2021
「被告人の言い分を認めるなら天文学的な確率になるけど」「パニックになっていたのに踏み間違いはないって断言できるのはなんで?」といった質問への回答に関する指摘も多く寄せられています。
死傷者11人…
まず、そこ認識してる?— こと なつかわ しゃどうばぁぁぁん❦ℯꫛᎴ❧ (@KotoNatukawa) April 27, 2021
他にも「反省の色無い。早く刑務所に入れろ」「死傷者11人ってこと理解してるのか」「未だに自分は悪くないと言うのはやめろ」「人命よりフレンチ優先するくらいだからな」といった憤りが感じられるコメントが多数となっています。
YouTubeで普通の人が職質回避するだけでほとほと疲れ果ててるのを見るけど人を殺した飯塚幸三は地獄を見るほど問い詰められてるはずなのに全然ノーダメージでむしろ元気ゝ(゚∀゚)∫????なんで????職質の時だけ必死で人殺しには優しいのかな?
— けんじ (@kenji_turbo) April 27, 2021
また「ただの職質でも常人は疲れるのに被告は凄い元気そうだけど、人殺しには優しいのかな」「ランクで罪の重さを変えられたら堪らないです」といった質問の回答とは異なる部分からの指摘も少なくありません。
多くの人が注目する本件。最終的にどのような判断が下されるのか、今後の動きにも関心が寄せられることとなりそうです。
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source: 共同通信 , 朝日新聞