今、世界的にも注目されている香港での「逃亡犯条例」改正に対する大規模デモ。すぐ近くで起こっていることですが、ネットでも日本に影響はあるのか、と心配する声も少なくありません。香港の大半の人は自分を「香港人」だと自覚しているらしいですが、一国二制度という制度に全く馴染みのない日本人の僕らには、なぜそのような認識になるのかピンときません。それほどに、中国の言論の制限などは香港と全く違う認識なのでしょう。
中国のコミュニティサイトで香港頑張って、と書くと...?
試しに禁止可能の文字入力
"香港"、"デモ"、"香港百万"はOK
"香港デモ"はNG pic.twitter.com/H0zGDIQHxL— 狼谷 雪 (@YukiKamiya_) June 11, 2019
日本に住んでいると、すぐ隣の国でこんな言論への制限が行われているとは、やはり実感しにくいものです。
中国本土では、ほぼ話題に上がっていない...?
その後、ネットにちょっとだけ情報が載ったのですが、ネット民はほぼ無反応のようです。うーん……。 pic.twitter.com/c8S6CfULBD
— 井上純一(希有馬) (@KEUMAYA) June 11, 2019
月サンに「weiboで香港頑張れって書き込むと30日発言できなくなるらしいぞ。やってみてよ」と言ったら「イヤデス。アカウント無くなるだけじゃナイヨ。次からジンサンのvisa降りないヨ」と言われて、リアルに言論統制の縁にいると理解した。
— 井上純一(希有馬) (@KEUMAYA) June 11, 2019
アカウントが停止されるだけでなく、関係のある人のビザも降りなくなるということまで起こりうるというのです。
Twitterの反応
アカウント無くなると、あっちって確か社会的信用が無くなるんだよね。。。 https://t.co/mTmdCleq3k
— †ティーク† (@STtieck) June 12, 2019
SNSに書き込んでいる内容まで知られ、アカウント停止はすぐにできるのに、社会的信用がなくなるって怖すぎる。
怖っっ(;´・Д・`)
個人のつぶやきがそんなに影響あるなんて、怖いですね…— IME (@imecafe228) June 11, 2019
その特定の個人だけではなく周りにも影響が出る可能性って怖いですよね。
少し懐かしいですが、香港で流れている怖いもの知らずなCMが話題になっていたことがありましたが、言論の自由がない国になってしまえば、当然このような事もできなくなるでしょう。
注釈:当編集部でも、勇猛果敢に香港加油と書き込んでみたところ、ふつうに書き込めたとのこと。しかし、検索には引っかからない模様。
画像掲載元:写真AC