CMなどで、トイレを流した後の飛沫の映像がCGなどで再現されているのはよく見かけます。でもあれって、CM用にわりと盛ってあるんじゃないの?と思うのかもしれません、確かにCMの演出上そのように見える方が、消費者は理解しやすい。ところが、あのCGはあながち「盛り」でもないのかもしれません。こちらの映像が話題となっております。
トイレの便器の飛沫を可視化させた結果……
A series of grim experiments have revealed how toilet water sprays when we flush with the lid open, spreading potentially deadly germs into the air.https://t.co/64Kti2nOYc
— Mirror Weird News (@MirrorWeirdNews) December 9, 2022
今回話題となっているのはこちらの映像。
掲載している海外メディア「デイリーミラー」によると、緑色に光を当てているのは、便器から排出された「トイレの水」。この緑色の粒子は普段我々には見えないので、コロラド大学の研究者が開発した特殊なレーザー光により見えるようにしたものです。
この「トイレの水」には当然、我々が用をたしている物質が含まれているため、きれいではないはずです。しかも一回流した粒子は、そのまま空気中を飛び交い我々に襲いかかってきます。
実際の映像はこちらからご確認いただけます。
Footage shows how 'invisible plume' of toilet water sprays out microscopic particles of pee and poop when we flush.
🪥 Move that toothbrush to the other side of the bathroom. pic.twitter.com/A2ezLRY91d
— LiverpoolWorld (@_LiverpoolWorld) December 8, 2022
まるでCMのようですが、これはCMの演出ではなく実際の映像。
飛び散った粒子は、毎秒2.2メートルの速度で飛び散り、8秒以内にトイレの周囲に付着するということです。またこの粒子には、大腸菌、C. ディフィシル、ノロウイルス、アデノウイルスなどが含まれている可能性もあるというと報じられております。
なんとも恐ろしい映像ではあるのですが、これが自宅ならまだしも、外出先の公衆トイレでも同じことが起きていることを踏まえると、なんだか利用を躊躇してしまいそうですね。
いずれにせよ、このような飛び散り方を知ってしまった以上、やはり手洗いうがいは大事ですね。
Source:デイリー・ミラー