「人は見た目じゃない」なんて言葉はよく耳にしますが、残念ながら見た目で人の人格まで誤解されてしまうことは、決して少なくありません。海外では全身びっしりとタトゥーを入れた小学校教師を巡り、物議を醸す事態となっているようです。果たして皆さんはどのような印象を抱くでしょうか。
全身タトゥーの小学校教師が話題に
Pictures taken by #AFP photographer Christophe Archambault show French primary school teacher and tattoo enthusiast Sylvain Helaine, known as Freaky Hoody, in Palaiseau. pic.twitter.com/mexwyvLvBd
— AFP Photo (@AFPphoto) September 23, 2020
現在、フランスの小学校教師であるシルヴァンさんの存在が大きな注目を集める事態となっています。
彼は27歳のときより8年間を費やし、体の全身、歯茎や舌、眼球までにタトゥーが施されています。
報道によると、やはり保護者や周囲の大人からは不審に思われることもあるようですが、最終的には彼を優れた教師として認めてくれるケースが多いと自ら語っているそうです。
そんな彼を巡って「教師としての業務を正しくこなしているのでは、問題はないだろう」という主張もあれば、「子供や保護者に嫌悪感を与えるならば教壇に立つべきではない」との声も寄せられているようです。
SNS上では賛否両論の事態に
シルヴァンさんの話題について、SNS上でも賛否両論の話題となっているようです。
https://t.co/JqmqKAbczO
個性や多様性の名の下に何でもやっていいわけではない。
全身刺青は完全にねーよ。
— たんば (@miwaabcc) September 24, 2020
【賛否】全身に刺青を入れた小学校教師が「教員として正しくないのでは?」と問題に…「個人の自由」との声も : オレ的ゲーム速報@刃 https://t.co/vM4iVmDabc
しっかり仕事出来るならいいんじゃない?とも思うが確かにねぇ?— ユキアニサ (@_yuki_anisa_) September 24, 2020
SNS上では「しっかり仕事ができるならば良いのでは」という肯定的な意見もあれば「多様性を認めるって何でもアリって意味ではないだろ」「個人の自由を何でも認めてたら社会は成り立たないよ」という反対意見も多く見られます。
賛否両論の反応に分かれるという意味では、どの国でもある程度近しい部分があるようです。
ファッションとしての文化、多様性に寛容になりつつある現代ですが、ピアス、ヘアカラーなどと比較すると、まだ世界的にタトゥーを見る目は厳しいものがあると言えそうです。
タトゥーの話題で言えば以前に日本のアニメが好きすぎるためにタトゥーを入れた人も話題になりました。
source:The SUN