計算問題というと、足し算、引き算、掛け算、割り算がつきものです。この4つの計算の中で間違えてしまうことが多いのが割り算です。割る数が整数の場合は間違いが多いとは言い切れないのですが、割る数が分数になると間違えてしまう人の数が増えてしまいます。小学校で習っているのですが、あまり使わないためか大人になるにつれて忘れてしまう人が増えるようです。
この計算問題の答えは...「1」です。
答えが「1」になった方。あなたはこの結果を周りの人に自慢できます。正しい答えを出せた人は、そんなことは当たり前だと思うかもしれません。しかし、正しい答えを出すことができる人は多くはいません。
分数の割り算の仕方を思い出してみましょう。
分数の割り算は、分数の掛け算に直して計算するのでした。例えば「4/5÷2/3」という割り算は「4/5×3/2」という掛け算に直します。3/2は32/3の逆数です。
フォントの都合上分数を表示できないため、5分の4を4/5という形で表示しています。画像の中では正しく表示しています。
今回の計算問題の答えを出すには、「2」と「1/2」を逆数にしてから掛け算をすることになります。それぞれの逆数は下のようになります。
「2」と「1/2」を逆数にして掛け算の式にすると、最初の式は下のようになります。
掛け算になった式では、下のように約分をすることができます。
約分をすると、答えは「1」となります。
日常的に算数や数学に関係のある生活をしている人にとっては、今回の問題は簡単だったかもしれません。しかし、普段の生活ではあまり算数や数学とは関わらないという人は、分数の割り算は忘れていたかもしれませんね。
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