技術は日々進化し、数年前には実現できなかったものが今では簡単にこなすことができます。たとえば、インターネットそのものは、かつてデスクトップパソコンが主流でしたが、今はスマートフォンで簡単に使えますし、その中にはゲーム機の機能もある。ライフスタイルは一気に変化しております。そんな中、こちらの技術ももしかしたら?将来役に立つのかもしれません。
死んだクモを操作する謎技術
Beware the ZOMBIE spiders! Scientists transform dead arachnids into 'necrobots' https://t.co/CH7be5XpbQ
— Daily Mail Online (@MailOnline) July 26, 2022
今回話題となっているのはこちらの技術。聞いただけでなんともゾッとしてしまうのですが、死んだクモを遠隔操作するというのです。
テキサス州のライス大学の研究者はオオカミクモの死骸に、空気を送り込み足や物体を持ち上げるという奇妙な技術を公開。
また、回路基板を操作し、LEDライトのオンオフをするなど、人間の胃のままに操ることができる。
ただし、クモを操作し続けると摩耗して使えなくなってくるというデメリットが有るもよう。そのような場合はポリマーコーティングを施すことで長持ちするという。
研究者はクモが死んだ際にカールする仕組みを応用し、それらを操ることで、クモそのものを自由に動かすことができるように成功。
実際の動画がこちら
話を聞くと、どうやらクモをサイボーグ化させるとか、生き返らせる等の技術ではなく、アナログ的に体を伸縮させるようです。
とはいえ、こんな技術が一体何に役立つのかという点が最も気にになるところです。
例えば、死んだ生物をあつめ、それらを制御できるようなことができれば、物を運んだり、人間が入り込めない隙間に入り込んだりすることはできそうです。
ただ、常に空気を送り込むという、残念な仕様だとすれば、なかなか使いみちは無いのかもしれませんね。やっぱりサイボーグ化しないと。
Source:DailyMail