ジブリ作品に登場するジブリ飯は、とても美味しそうで見ているだけで食べたくなってしまいますね。再現レシピも登場するなどして度々話題になりますが、長年正体不明だったジブリ飯の正体が遂に明らかとなりました。千と千尋の神隠しで千尋の親が食べていた、あのブヨブヨした食べ物です。
あのジブリ飯はシーラカンスの胃袋だった!
不気味なトンネルをくぐり、美味しそうな匂いに誘われて千尋の両親が用意されていた食事を食べてしまうあのシーン。
美味しそうな食事の中に、デロンとブヨブヨした食べ物がインパクト根強く記憶に残っている方が多いのではないでしょうか。
今まで謎に包まれていたこのジブリ飯ですが、アニメーターとしてスタジオジブリにかつて所属をしていた米林宏昌さんが、ツイッターでこの食べ物の正体を明らかにしたのです。
お父さんが食べてるブヨブヨした食べ物はシーラカンスの胃袋と絵コンテに書いてありました。
ハクはシュッと動いてピタッと止まるので原画が少なくて楽チン。千尋はビクビクしてるので原画が多くて大変。— 米林宏昌 (@MaroYonebayashi) September 19, 2020
お父さんが食べてるブヨブヨした食べ物はシーラカンスの胃袋と絵コンテに書いてありました。
絵コンテ全集には載っていないというツイートも見受けられましたが、「じゃあレイアウトに書いてあったのかな?千尋では新人には宮崎監督がレイアウトを描いていたので。」という貴重すぎる裏話まで登場!
絵コンテ全集にも載っていない情報をサラッとツイートし、ジブリファンの長年の謎が解けたことで「シーラカンスの胃袋は衝撃」「長年の謎がいまスっと解決されたことに驚きと戸惑い」「この制作秘話を読むことができ、大変感動しています。」と、ネット上にコメントが寄せられていました。
シーラカンスは生きた化石と言われていますが、このシーラカンスの胃袋ジブリ飯の再現は不可能そうですね。
認知度は低いですが以外と人気があるジブリ飯が、コクリコ坂です。
source: スタジオジブリ, 米林宏昌ツイッター