箱の中身が「白い牛乳キャラメル」、これは秘密ではありません。「150」という数字以外、このキャラメルの秘密は完全に隠されています。今年(2018年)、北海道は「北海道」と命名されてから150年目を迎えました。数字「150」は、150年目の150を表しています。このキャラメルの正式名称は、「北海道179市町村サイコロキャラメル」といい、この名前はパッケージに隠されている秘密に関係しています。
このキャラメルは、2017年12月12日から2018年12月31日までの期間限定で販売されています。
「北海道179市町村サイコロキャラメル」をつくっているのは道南食品
「サイコロキャラメル」というキャラメルは1927年10月から株式会社明治によってつくられていましたが、2016年3月に販売を終了しました。その後2016年6月から道南食品(明治のグループ会社)がサイコロキャラメルを製造・販売することになりました。
「北海道179市町村サイコロキャラメル」は、北海道150年事業とのコラボレーションで製造・販売されることになりました。1つの包装の中に5個のサイコロ型の箱が入っています。
サイコロ型の箱に北海道らしい楽しさが...。
サイコロの面に書かれている文字は、「150」という数字だけではありません。箱の向きを変えてみました。箱に書かれている文字の意味が分かりますか。これらは、北海道にある179市町村の名前です。漢字で書かれた市町村名の下には、読み方も書かれていますが、今は読み方を隠しています。
ここに書かれている市町村名を、あなたはいくつ読むことができますか。北海道の市町村名はアイヌ語に由来しているものが多いため、読むのには苦労することがあります。しかし、このサイコロキャラメルがあると、読み方を覚えることができます。
10個のサイコロの箱を並べてみましょう。
箱を並べると、「本当にサイコロの形をしているのだ。」ということがわかります。さて、あなたはこの10個の名前のうち、いくつ読むことができますか。
10個の市町村名は...。
市町村名は下のように書かれています。しかし、小さくて読みにくいですね。
読み方は
増毛:ましけ 鹿部:しかべ 北斗:ほくと 積丹:しゃこたん 中標津:なかしべつ 芽室:めむろ 奥尻:おくしり 由仁:ゆに 大樹:たいき 厚真:あつま です。
サイコロの箱を展開すると...。
青いサイコロの箱を展開するとこんな風になっています。青い部分がサイコロの面です。箱の中には、白いキャラメルが2粒ずつ入っています。キャラメルは牛乳パウダーを使って白く仕上げられています。適度な柔らかさがあり、口の中にふんわりと美味しさが広がっていきます。
他にはこんな地名もあります。
猿払:さるふつ 真狩:まっかり 音威子府:おといねっぷ 知内:しりうち 占冠:しむかっぷ 奥尻:おくしり 上士幌:かみしほろ 由仁:ゆに 標津:しべつ 上ノ国:かみのくに
いかがでしょう。この「北海道179市町村サイコロキャラメル」、食べてしまった後もこの箱を取っておきたくなりませんか。
普通バージョンのサイコロキャラメルは
普通バージョンのサイコロキャラメルの各面には、サイコロと同じように1から6までの目がついているので、サイコロ遊びをすることができます。こちらの箱もとっておきたくなります。
キャラメルといえば、入手困難なノースプレインファームの”元祖生キャラメル”を食べてみた! もありました。