今回は、「人参1本ととうもろこし1本で35、人参2本からとうもろこし1本をとると25。では、人参1本、とうもろこし1本が表す数字は何でしょうか。」というちょっと軽めな問題です。中学校で習ったときには人参やとうもろこしではなく、XやYなどのアルファベットが使われていましたが、今回はイラストを使って問題を作ってみました。
もとの画像から「?」のついている部分を取ってしまいました。
これら2つの式を使って、人参1本ととうもろこし1本が表す数字を答える問題です。数学が得意な人や日常的に数字に関係のあるお仕事をされている人は、これら2つの式を見ただけで答えを出してしまうことができるのでしょうね。
日常生活では色々な場面で数字を使うことがありますが、中学校で習った事柄をそのまま利用する人は多いとは言えないかもしれません。中学校のことなんか忘れてしまったという人もちょっと考えてみませんか。
2つの式の両辺を足してみましょうか。
中学生の頃、こんなことをしませんでしたか。もちろん別の方法でも答えを出すことはできますが、今回は2つの式の両辺を足してみましょう。
2つの式の両辺を足すと...。
人参は1本と2本を足すのですから3本になります。とうもろこしは、1本あるところから1本取ってしまうので0本になります。35と25を足すと60になります。このことを、イラストや数字を使って表すと、下の画像のようになります。人参3本で60ということですね。
人参が3本で60になるということは...。
人参1本が表す数字は「20」だとわかります。では、とうもろこし1本が表す数字は何でしょうか。
人参1本ととうもろこし1本を足すと35でした。
人参1本が表す数字が20ということは、とうもろこし1本が表す数字は15だとわかります。
答えです。
人参1本が表す数字は20で、とうもろこし1本が表す数字は15でした。
今回は、イラストを使った数式の問題を出題してみました。a、b、x、yといったアルファベットや数字を見てしまうと、それだけで、もう嫌だと思う人がいるかもしれません。でも、イラストで表されていると、ちょっと考えてみようかななんて思ったりしませんか。別に今回のような解き方でなくても、自由に考えてもいいのです。色々な方法で答えを出してみてください。
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