コロナウイルスの影響でリモートワークと呼ばれる在宅勤務が急速に普及しました。通勤の負担がない、一人で気楽に働くことができると多くのメリットがありますが、必ずしも良いことばかりというわけではないようです。特に現在の時世ですと入社から現在に至るまでリモートワークが続いているという人たちも一定数いるようで、ならではの悩みを抱えていると話題になっています。
リモートワークで辛さを感じる瞬間とは
多くの新入社員がリモートワークで辛いと感じている点、それはどのようなものなのでしょうか。
新卒でリモートスタート、すごく辛かった。発言できるレベルもタイミングも分からない。文字でいただくご指摘は、表情も口調も見えないから刺されたようにきつかった。お仕事続けている方は伝えづらいと思うから、フリーになった私から。部署にいる新卒メンバーに、ほんの少し心を配ってあげてほしい。
— ゆりち (@asacacoe) September 8, 2020
SNSで多くの共感が集まっているのは上記の投稿です。
新卒でリモートスタート、すごく辛かった。発言できるレベルもタイミングも分からない。文字でいただくご指摘は、表情も口調も見えないから刺されたようにきつかった
確かに入社からリモートワークだと何もかもがわからない状態でのスタートとなってしまいます。
お互いの表情や人柄も見えないのでメールやチャットツールでの文字による指摘は実際以上に厳しいものに映ることもあるでしょう。
コミュニケーションの適切な取り方が計りづらいというのも理解できる内容です。
「本当にそう」と共感の声続々
このリモートワークで辛さを感じる瞬間に関する投稿は大きな共感を得ています。
いやーーー、これはホントそーだろなって思う。語尾が気になったりとかも分かる。まっさらな新人さんと絡むことがないリモート業務してるけど、、、自分が新人の頃を思うと、とにかく空気が掴めないのが不安になるの、すごく想像できる、、、rt
— yumiko tanaka (@tammytamer) September 9, 2020
今年の新卒研修は初のオンライン実施でしたが、新卒が話しにくい、話すタイミングが掴めない空気感。一番大きな課題だなと思いました。以降、全員ビデオオンにし、発言できるように指名、または挙手。1つのカリキュラムに2倍の時間を設けて、休憩は1時間ごとに。まだまだ課題がありそうです。 https://t.co/4lRPR7zUR3
— 美のり@アメとムチ (@Limited91227036) September 9, 2020
「この問題は本当にそう、語尾などが気になってしまう心理も理解できる」「新卒が発言しにくい空気、タイミングは感じていて大きな課題」「これは転職組にも当てはまる。問題なのがリアル入社組や長年いる人たちにはこの気持ちが理解できない場合も一定数見られる」などなど賛同の声が続出しています。
今回の話題はリモートワークが一般的になりつつある、現在だからこその新しい課題となっていきそうです。
取り入れたい工夫の例も
また、中には「こうした工夫が効果的なのでは」と取り入れたい工夫例も挙げられています。
トップ画を満面の笑みの写真にするだけでも、感じ方は変わるらしいですね。
少しでも和らぐようにしたいです
— けん支えるヒト (@ken3coach) September 8, 2020
メールで指摘するときはできるだけ長所も褒めつつ問題点も指摘しようと思います…!
豆腐メンタルな私には文面で厳しいことを言われるのは辛かったです
— 杉崎 (@x_sugizakikun_x) September 9, 2020
一例ですが「プロフィールの画像を笑顔の写真にするだけでも心証が変わる」「メールでの指摘では極力長所を含めるように心掛けています」「絵文字を使うなどキツくならないよう意識してる」「業務外の雑談を振るようにしている」といったように、先輩社員や上長はさまざまな配慮をしているようです。
このリモートワークによる弊害は新入社員とそれをフォローする社員両方の立ち位置からの課題となりそうです。
以前に別の観点からのリモートワークの弊害も話題になりました。柔軟な業務形態の一般化のためには、技術面以外での課題も多くあるようです。