カードゲームといえば、カルタやトランプ、UNOなどが有名ですが、実際に遊ぶと大人も子供も楽しいひと時を過ごせますよね。思考力が鍛えられたり、集中力が身に付くともいわれています。そんなカードゲームですがTwitterにて、ゐずみ(@Monyaizumi)さんがご投稿した「やすり神経衰弱」が話題を集めています。やすりを使用しているためドキドキ感・ヒヤヒヤ感もある何とも刺激的なカードとなっています。今回は制作秘話に迫りました!
すごいバトルになりそうな「やすり神経衰弱」がエグい!
『皮膚感覚vs色彩感覚』の異能力バトルができる神経衰弱
「やすり神経衰弱」が完成しました。
着実にプレイヤーの心と指先をすり減らします pic.twitter.com/7V6qKe0sns
— ゐずみ @新発売/やすり神経衰弱 (@Monyaizumi) December 9, 2022
『皮膚感覚vs色彩感覚』の異能力バトルができる神経衰弱「やすり神経衰弱」が完成しました。着実にプレイヤーの心と指先をすり減らします」というコメントとやすり神経衰弱の画像が複数枚掲載されたツイートを発見しました!
これは己の勇気との戦いにもなりそうです。指先が痛いかもしれませんが……実際に遊んでみたい衝動にかられますね。
ツイートのリプ欄には、遊んでみたい!指紋がヤバそう、普段やすりを使用している職人さん同士の戦いを見てみたい、ナイスアイデアという声が続々と寄せられ、盛り上がりをみせています!
・指紋衰弱。
・とうやってシャッフルするんですか?
・木工や漆芸の職人達でやったら盛り上がりそう。
・これは……皮膚と色覚のプロ解説をお呼びした公式試合が見たい……!
制作者さんにインタビュー
やすり神経衰弱を制作された、ゐずみ(@Monyaizumi)さんにお話を伺いました。
■プロフィール・発明(制作)歴や、制作を始められたきっかけを教えてください。
ゐずみ(もにゃゐずみ)と申します。発明家・プロダクトデザイナーです。発明(制作)は、2019年より活動開始いたしました。2020年4月より、もっとみなさんの手元に届く作品を作りたいという思いから、完全オリジナル雑貨店MONYAを開店しました。
■なぜ、やすり神経衰弱を作ろうと思われましたか?
作品を製作する中で、紙やすりでやすりがけを行うことが多かったこともあり、毎日のように触れているうちに「これってゲームとして遊べるんじゃないか?」とふと思ったのがきっかけです。
約2年前、試作として遊んだ様子を発信したらたくさんの「やってみたい」「ぜひほしい」というお声を頂いたので、製品化に乗り込んだという経緯になります。(※2年前のご投稿はこちら)
■やすり神経衰弱の構想・制作期間、こだわられた点など教えてください。
商品化に向けて動き出してからは2年かかりました。紙やすりをそのままカットしただけでは厚みが足りず、カードゲームとは呼べないと感じたので、やすりの色味に近い厚紙を探し、強力な糊で張り合わせてからカットしています。
他にもやすりのカット方法など、特殊加工を必要とする工程が多くありこだわった点は多岐に渡ります。ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。
■実際にやすり神経衰弱で遊ばれましたか?また、周りの反応はいかがでしたか?
テストプレイは何度も行いましたが、みなさん喜んでいただきとても好感触でした。個人的には、目隠しをして触感のみで当てる遊び方がより精神的にも物理的にも刺激的でおすすめです。
■通常のやすりとしても使用できるのでしょうか?
通常の紙やすりよりも厚みがあり種類数も豊富なため、紙やすり本来の用途としてもご好評いただいております。この需要に関しては、個人的に意外な反応で興味深かったです。
■いいねやRTされるなど、反響がありますが、 どのような心境でしょうか?
ありがたいことに現在「やすり神経衰弱」のご注文が殺到しており、みなさんのご期待に応えられて嬉しい限りです。
ゐずみさん、お忙しい中お話していただきありがとうございました。
年末年始は会食するシーンなどが多くなりますが、このやすり神経衰弱で遊ばれてみてはいかがでしょうか?きっと、W杯レベルの白熱したバトルになること間違いなしですよ。
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取材協力:ゐずみ(@Monyaizumi)