今年はイノシシ年ということですが、あと1日もすればネズミ年というなんとも不思議な感覚でもあります。ネズミというと何ともあまり身近に感じない生物ではありますが、某有名テーマパークのマスコットというと急に親近感が湧いてくるのはなぜでしょう。そんなネズミがなんとタマゴから生まれたというのです。
ネズミが卵から生まれるのに成功
Mouse babies born from cells that were transformed into eggs could pave the way for new fertility preservation methods https://t.co/VXnv1eMCJd
— Daily Mail Online (@MailOnline) December 25, 2019
中国の研究でとんでもない実験が成功したと、海外の情報誌「DailyMail」が報じております。ネズミの顆粒膜細胞(かりゅうまくさいぼう)と呼ばれる、卵子の周囲を取り巻く細胞を、なんと卵細胞に変換しそれを受精させたというとんでもない実験です。
中国の研究チームによると、顆粒膜細胞に特殊な化学カクテルを注入することで、タマゴ(卵細胞)に変わるというのです。
※イメージのような殻付きの卵ではないようです。
通常、顆粒膜細胞は、一旦そこから卵子を取り出してしまうと、細胞死と分化を起こす傾向があり、つまり死んでしまうわけです。
これが成功したということはつまり、自分の卵子をまるでタマゴのように取り出し、別の個体で成長させることができそうです。
生まれた赤ちゃんは健康的に成長し、更に生殖能力を持ち子供を生んだということです。
これを応用しなんとヒトにも同じようにタマゴに変えてしまう事ができるのだということです。
通常は自然に受精した卵子を成長させ赤ちゃんを産むという過程を経て誕生する命。しかしこの方法が完成すれば、不妊に悩むお母様に一筋の光がみえるのかもしれません。
日本が誇る日産の謎技術も凄いですが
日々進化していく技術に我々は何を思ったら良いのでしょうか。
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-7825203/Mouse-babies-born-cells-transformed-eggs-using-chemical-cocktail.html
画像掲載元:写真AC