昨今は新型コロナウイルスの影響で様々な業種に不利益が発生し、経済的にも厳しい状況が続いています。そんな中、更に困ったことに詐欺を目的とした電話の被害も報告が相次いでいます。今回、詐欺の電話に関してナウル共和国政府観光局が注意喚起を行っており、その内容が「凄い説得力」「タメになります」とネット上で注目されています。
ナウル共和国政府観光局が注意呼びかけ
以前にも話題になりましたが、現在も詐欺の電話が発生しているようです。特徴的なのは”特に覚えのない国番号がついた電話番号から着信がある”ということでしょう。
そうした詐欺の電話に関して、ナウル共和国政府観光局の公式アカウントが注意喚起を行っています。
【+674ナウル国番号は詐欺電話】
また増えてます+674のナウル国番号から始まる国際電話に出ないでください基本的に詐欺電話です皆さんには、急に国際電話をかけてくるナウルの古い友人はいますか観光局日本事務所ですらかかってきたことないですよ拡散のほどよろしくお願いします— ナウル共和国政府観光局 (@nauru_japan) April 22, 2021
【+674ナウル国番号は詐欺電話】
また増えてます! +674のナウル国番号から始まる国際電話に出ないでください! 電話基本的に詐欺電話です 皆さんには、急に国際電話をかけてくるナウルの古い友人はいますか!?観光局日本事務所ですらかかってきたことないですよ!拡散のほどよろしくお願いします
詐欺電話で使われている番号は何種類かあるようなのですが、「+674」がついている番号はナウル共和国の国番号であり、その番号から着信があった場合には詐欺の可能性が極めて高いとのことです。
内容が分かりやすいのもありますし、ナウル共和国政府観光局の怒りも伝わってくる内容ですね…。また、+674がナウル共和国の国番号というのも知らなかった人が多いのではないでしょうか。
ナウル共和国(通称ナウル)という国自体、よく知らないという人もいるかもしれません。
国際機関太平洋諸島センターによりますと、
ナウルは東京とオークランド(ニュージーランド)のほぼ中間、東経166度、赤道の南 42kmの位置にある。国土面積は21k㎡であり、伊豆黄島の約4分の1の大きさである。 一周19kmの一つの島でできた国家であり、中央部は燐鉱石の台地になっている。日本に とっては、バチカン市国、モナコ王国に次ぎ世界で3番目に国で面積の小さい独立国である
引用:国際機関太平洋諸島センター
とのことで、同サイトによると人口約1.4万人、面積21.1k㎡の比較的小さな国となっています。
「観光局日本事務所ですらかかってきたことない」という、抜群の説得力、、、
— た・け・し(綿) (@0416tks) April 22, 2021
鬼のような説得力
— オニダルマ (@Wrangler4_5) April 22, 2021
この注意喚起に対して「観光局日本事務所ですらかかってこないという抜群の説得力」「鬼のような説得力」と賞賛のコメントが多く寄せられています。
確かに、観光局日本事務所ですらかかってこない番号なのであれば、一般の国民にもまずかかってこないでしょう。
抜群の説得力を持つ今回の注意喚起は、多くの人を納得させたようです。
不審な電話は今でもあるようで
また、先述のように他のコメントを見ても不審な番号からの着信は現在も発生しているようです。
虚しい(674)電話相変わらずまだ続いているのですね~
困ったものですよね~— クロッカス (@ygkccNHrcQtXSzL) April 22, 2021
こんな所からも電話有りました。 pic.twitter.com/wDBUi4JLJV
— Yoshi.Hamada (@YoshiHamada1) April 23, 2021
「相変わらずまだ続いているんですね」「+508のついた番号から着信がありました」といったコメントも寄せられており、+674以外でも覚えのない電話番号から着信があった際には注意したほうが良さそうです。
類似の話題で怪しい番号がかかってきた時の調べ方もこちらで簡単にですが触れています。
source:ナウル共和国政府観光局 Twitter公式アカウント